書評・評論

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【本】そこを丹念に拾うのか、の小説

玄月 著『蔭の棲みか』(文春文庫)です。芥川賞をとった表題作が入っている短編集。作者の出自と深い関連がある在日の人たちの生活が描き出されています。文そのものはとてもあっさり味で簡潔な描写なのですが、「そこを丹念に拾うのか」という独特の目の付けどころ。どちらかというとマイナスの感情や出来事、後ろ暗いも...
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文は一行目から書かなくていい、みたい

芥川賞作家、藤原智美さんの『文は一行目から書かなくていい - 検索、コピペ時代の文章術』。筆者は大学卒業後、『週刊大衆』のライターとして活動を始めます。とはいうものの文章書きとしては素人。毎週の記事で鍛えられていくくだりはちょっと羨ましい…。そこから文章のコツを体で覚え、フリーのライターを経て小説家...
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【本】息子3人とも東大入学、が通過点の母

後藤眞智子さんの『なぜか3兄弟全員が東大合格!「勉強しろ」と絶対言わない子育て』。教育本と思いきや、そんな枠に収まらないパワフルな本でした。後藤さん流の子育ても書いてあるのですが、読み進めるうちに「息子さんの東大は目標でなくて、ここの家族の通過点なんだな」と思うように。ゴルフでは「ボールを打とう!」...
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【本】岡本太郎が芸術を語ったら、の一冊

岡本太郎の『今日の芸術―時代を創造するものは誰か 』(光文社知恵の森文庫)。「きょうのげいじゅつ」でなくて「こんにちのげいじゅつ」、だと思います。はい。これまた元の本は1954年発刊です。昭和29年に岡本太郎が芸術について語った本。なにせ芸術は爆発だという人なので、「芸術」を捕まえて遠投みたいにぽー...
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【本】関西のお笑い脳はこうやってできてるのか

アメブロガーでもある放送作家・バスコさんの『楽しく生き抜くための 笑いの仕事術』(マガジンハウス)。関東出身の私にとって、大阪の笑いは謎が多いです。お腹を抱えて笑い転げることがあっても、自分でその笑いを作り出せる人はさらに謎です。バスコさんは放送作家で在阪の番組も多く手がけています。笑いに厳しい関西...
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【本】そういや誰が西洋と東洋を分けたんだろう

梅棹忠夫の『文明の生態史観』(中公文庫)。1955年のアフガニスタン・パキスタン旅行から書かれた論文を下敷きに、1967年に上梓された本。今なお読み継がれる比較文化論の古典。「西洋」と「東洋」で二分されている世界観に「中洋」という新しいエリアを提起して、論文を発表した当時はずいぶん論争になったそうで...
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【本】プレスリリースを身近に引き寄せる1冊

読んだのは野呂エイシロウさんの『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』。大阪IT飲み会のゲストとしてセミナーをされて、お話を聞いたのがきっかけです。もともと放送作家で、テレビ番組を制作する側からプレスリリースに触れてきました。だから「どうすればテレビのスタッフが取り上げたいと思うか」がわかっていて...
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『プリンセストヨトミ』の原作本を読了

関西の本屋ではどこも平積み、プロモーションの番組を目にする機会も増えて映画も公開。やっぱり気になって読んでしまいました。プリンセス・トヨトミ (文春文庫)すでに主要キャストが堤真一さん、中井貴一さんとわかっているので、もう読むときは勝手に脳内変換です。渋い俳優さんが真面目にちょっと抜けた場面を演じる...
ライターの捉え方

戦前の『NIPPON』って雑誌がすごかったんです

思いっきり趣味の話なんですけども。 1920年代の広告を集めたサイトを見つけて、走馬燈のようにいろんなことを思い出しました。ここに『NIPPON』という雑誌が載っているんです。調べてみたら国書刊行会というところから復刻版が出ているんですね。べらぼうな値段ですが、ううう、いいな。『NIPPON』は、1...
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『イチローともジャイアンとも初対面ですぐに仲良くなれる本』山口拓朗著 レビュー

アメヤバ本企画でもお世話になっているフリーライターの山口拓朗さん。本を出版される話は聞いていて「どんな本になるのかなあ」と気になっていたら、ご本人から送っていただきました♪ ありがとうございます!その名も『イチローともジャイアンとも 初対面ですぐに仲良くなれる本』!山口さんがインタビュアーとして話を...