『プリンセストヨトミ』の原作本を読了
- 2011.05.29
- 更新日:2013.07.25
- 書評・評論
関西の本屋ではどこも平積み、プロモーションの番組を目にする機会も増えて映画も公開。やっぱり気になって読んでしまいました。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
すでに主要キャストが堤真一さん、中井貴一さんとわかっているので、もう読むときは勝手に脳内変換です。渋い俳優さんが真面目にちょっと抜けた場面を演じるかと思うと、つい笑みが…。
見ると映画の場面が上書きされるので、これって映画を見る前の限られた楽しみかも。
本を読んでいると書いた人の癖というか、好きな語彙に気づきます。万城目学さんのこの本でよく出会ったのは「騒ぐ/騒ぎ立てる」と「ねぶる」でした。結構何度も出てくる。
言葉として知っていても書くときに使わない言葉だったりすると、新しい発見になります。ああ、こんなところでこう使うとこんな印象になるのか。
ある人の文にはよく「見やる」という描写が出てきます。「見る」とも「眺める」とも違う意味を含んで面白いなと思いました。今度使ってみよう。
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