電子書籍は息が長い〜『人生が変わる会話術』がもうすぐ20,000ダウンロード

2013年に初めて電子書籍を出して以来、ごきげんビジネス出版さんから4冊の電子書籍を刊行していただきました。順に2013年、2014年、2016年、2018年。著者として驚くのはこれらの本がまだ「動く」ことです。
『本当はひどかった昔の日本』大塚ひかり著 を読む

以前も著書を読んで面白かったので、新潮文庫化したこの本を買いました。「昔はよかった」とつい考えがちだけれど、本当にそうなのか。大塚さんは古典に描かれた世相や人物を読み解いて「意外とゲスい日本」を教えてくれます。でも否定的ではない。その ...
『スクリプトドクターの脚本教室・初級篇』を読みました

脚本や小説を書くことに興味はあるものの、自分の仕事とはずいぶん離れています。仕事で行うライティングでは人から情報をいただいて整理整頓するのに対して、フィクション作家は世界観や感情をゼロから生み出して構築する。どう生み出して組み上げるの ...
音声入力は使えるか? 野口悠紀雄さんの『話すだけで書ける究極の文章法』を読む

音声入力という機能が登場してからずいぶん経ちます。しかし実用化にはまだ遠いと思っていました。話しかけても認識されなかったり、誤変換が多かったり。結局書き直したほうが早いので初めから「書いて」しまいます。でも野口悠紀雄さんの『話すだけで ...
編集協力した新書が出ました『超少子化 異次元の処方箋』ポプラ新書

2016年2月20日にNHKで放送された、NHKスペシャル「私たちのこれから #超少子化」が書籍化されることになり、編集協力で参加しました。少子化という言葉はかれこれ20年くらい聞いているはずなのですが、まだしっかりした処方箋が見つか ...
[書評]『まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕す』田口幹人著 を読みました

SNSで評判を見かけて気になっていた本『まちの本屋』を買ってみました。岩手・盛岡のさわや書店に勤める田口幹人さんが、書店の今と未来についてご自身の経験を絡めて書かれています。全体で170ページほどなのですが示唆に富んでいて、閉じた後も ...
こんなときですが、ユーザー主体で「デザイン」を考える本が出ます

いろんな場所で「デザイン」が取り沙汰される昨今ですが、ちょうどブックライティングでお手伝いさせていただいたデザイン関連本が出版されることになりました。著者は「Xbox360」をはじめ数々のプロダクトデザインを手がけている村田智明さんで ...
[書評]『純喫茶へ、1000軒』難波里奈

カウンターで注文して品物を受け取る方式のカフェが昔からちょっと苦手です。どうやって言えばいいのか、どのタイミングで席を取ればいいのか、どこで受け取るべきかなど、しきたりに沿うのが自分にとってハードルが高い。入るとすれば、多少値段が高く ...
[書評]『役者は一日にしてならず』春日太一

映画史・時代劇研究家 春日太一さんの新刊は迫力の装幀。名優16名の顔がモノクロで並んでいる。開くと赤と黒で彩られたページ。本全体が硬派な雰囲気を醸していて格好いい。1冊だけど、1冊以上の重みがある本。ずっしり。楽しみにしていた本で手元 ...
[書評]『聞き出す力』吉田豪

著者自ら阿川佐和子『聞く力』の便乗本だと公言しています。が、個人的には吉田さんの本のほうが面白く読めました。出てくる人が一癖も二癖ももある人たちばかりなのに、それを上回るインタビュースキルで必ず面白くして帰ってくる。一つ一つのエピソー ...