書評 一般

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『本当はひどかった昔の日本』大塚ひかり著 を読む

以前も著書を読んで面白かったので、新潮文庫化したこの本を買いました。「昔はよかった」とつい考えがちだけれど、本当にそうなのか。大塚さんは古典に描かれた世相や人物を読み解いて「意外とゲスい日本」を教えてくれます。でも否定的ではない。その語り口や解説一つ一つににじみ出る古典への愛情が、悲惨すぎる
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『スクリプトドクターの脚本教室・初級篇』を読みました

脚本や小説を書くことに興味はあるものの、自分の仕事とはずいぶん離れています。仕事で行うライティングでは人から情報をいただいて整理整頓するのに対して、フィクション作家は世界観や感情をゼロから生み出して構築する。どう生み出して組み上げるのか、よくわかっていないけれど知りたい。そこで、この本を買ってみまし
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[書評]『ビジネスマンのための新しい童話の読みかた 』上阪徹 著を読みました

童話というとやっぱり子ども向けのイメージがあります。小さい頃に慣れ親しんで、ぼんやりと内容が頭に残っている。詳しく知らなくてもその話が言わんとしている教訓めいたことは理解している。「童話」は「常識」と言いかえてもいいかもしれません。でもこの本はその常識を一回見直してみようという作りです。
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編集協力した新書が出ました『超少子化 異次元の処方箋』ポプラ新書

2016年2月20日にNHKで放送された、NHKスペシャル「私たちのこれから #超少子化」が書籍化されることになり、編集協力で参加しました。少子化という言葉はかれこれ20年くらい聞いているはずなのですが、まだしっかりした処方箋が見つかっていません。だったら単なる精神論や世代間の温度差を取り上げるだけ
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[書評]『まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕す』田口幹人著 を読みました

SNSで評判を見かけて気になっていた本『まちの本屋』を買ってみました。岩手・盛岡のさわや書店に勤める田口幹人さんが、書店の今と未来についてご自身の経験を絡めて書かれています。全体で170ページほどなのですが示唆に富んでいて、閉じた後もしばらく考えを巡らせていました。
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こんなときですが、ユーザー主体で「デザイン」を考える本が出ます

いろんな場所で「デザイン」が取り沙汰される昨今ですが、ちょうどブックライティングでお手伝いさせていただいたデザイン関連本が出版されることになりました。著者は「Xbox360」をはじめ数々のプロダクトデザインを手がけている村田智明さんです。発売は9/17ですがアマゾンで予約可になりました。
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[書評]『純喫茶へ、1000軒』難波里奈

カウンターで注文して品物を受け取る方式のカフェが昔からちょっと苦手です。どうやって言えばいいのか、どのタイミングで席を取ればいいのか、どこで受け取るべきかなど、しきたりに沿うのが自分にとってハードルが高い。入るとすれば、多少値段が高くなるとしても、つい人が給仕してくれる喫茶店を選んでしまいます。
ライターの働き方

『エッセンシャル思考』で自分のライター仕事を考えてみた

つい先ほど「ビジネス書大賞2015」で書店賞を受賞したという『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(かんき出版)。たぶん受賞が決まった頃に読み終えました。もう10万部以上売れているそうなのでご存じの方が多いかもしれません。サブタイトルにある「最少の時間で成果を最大にする」を実現するため