書評・評論

書評・評論

[書評]『輸血医ドニの人体実験 科学革命期の研究競争とある殺人事件の謎』ホリー・タッカー

日経の書評で見かけて買ってみました。『輸血医ドニの人体実験 ---科学革命期の研究競争とある殺人事件の謎』(河出書房新社)。今は当たり前の医療技術ですが、よく考えれば誰かが最初に行って、おそらくいろんな失敗をしながら現代に至るんですよね。その黎明期とヤバい失敗と、もっと面白いことがたくさん載っていま...
書評・評論

坂東玉三郎×鼓童『アマテラス』を観てきました

週末、赤坂で『アマテラス』を観てきました。2カ月以上前に行くのを決めたのですが、舞台は予約が埋まるのが早いですね。かろうじて端っこのS席が取れました。これは「本物をちゃんとこの目で見なきゃ」と思い立って検索したもの。歌舞伎とは違う音楽舞踏劇なので私にとってはハードルが低くて助かりました。
書評・評論

[書評]『すぐできる!伝わる文章の書き方』赤羽博之

文章をうまく書きたい、書くならちゃんと伝わる内容にしたい。そう思っている人にぴったりの本がありました。赤羽博之氏の『書くスキルUP すぐできる! 伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく! 7つのステップ』です。どう書くか、どう直すかがシンプルに載っています。
書評・評論

[書評]『文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法』山口拓朗

先輩ライター山口拓朗さんの電子書籍『文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法』キンドル版を読みました。山口さんのブログを一読するとわかるとおり、とても平易で読みやすい文章を書かれるライターさんです。この本には「どうすればそんな文が書けるのか」のポイントが33載っています(電子書籍も「本」と...
書評・評論

『舟を編む』を読んで、観て、読みました

2012年本屋大賞第1位に輝いた三浦しをんの『舟を編む』。賞をとったあとに原作本を読み、映画館でも観てきました。上映時間2時間20分は長いかと思ったら、まったく退屈せず。映画のパンフレットは必見。900円で128ページあります。装丁や中身、紙までこだわっている力作でした。
書評・評論

[書評]『女中がいた昭和』小泉和子編を読みました

「女中」というと、小間使いとか召使いとか、人に使われている従属者のイメージがありました。女工哀史のようなつらい感じ。でも戦前は中流家庭に珍しくない存在で、一定の役割がしっかりあったようです。『女中がいた昭和 (らんぷの本)』は薄めの本ですが中身はぎっしり、写真や図版が多くて楽しい本でした。ちょっと前...
書評・評論

[書評]まず「日本の伝統文化」に触ってみる3冊

日本で生まれて日本文化で育ちながら、あんまり伝統文化に注目していませんでした。歴史や人の趣味として「あるなあ」と思っていたけれど、それ以上を知らない。かといって専門書はハードルが高いのでウロウロしていたところ、意外とこの3冊にエッセンスが詰まっていました。ジャンルはバラバラですがおすすめです。
書評・評論

[書評]『恋文讃歌』鬼塚忠 を読みました

作者の祖母へのインタビューをもとに組み立てた純愛小説『恋文讃歌』。作者の分身である主人公の生活から始まり、祖父の危篤をきっかけに祖父母の波乱に満ちた人生を振り返っていく構成です。鹿児島、北朝鮮、シベリアが舞台。そして「シベリアから届いた数字だらけのラブレター」が全編を貫く思いとして存在しています。
書評・評論

[書評]『スパイのためのハンドブック』ウォルガング・ロッツ

『スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79)』、帯の佐藤優氏のほうが目立っていて氏の本と間違えそうですが、イスラエル軍の秘密諜報部で実際に活動していた著者の日本語訳です。どうやってスパイになったのか、実際にどんな活動をするのか。かなり詳しく書かれています。
書評・評論

[書評]『民法改正 契約のルールが百年ぶりに変わる』内田貴

東大法学部卒、東大教授を経て、現在「民法改正」のため法務省内で推進本部参与に就いている著者の新書『民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書)』。内田氏は民法の大御所ですが、親しみやすい語り口とスタンスで評価が高いとのこと。旦那が法務系の人で「この人のはいいよ!」と大絶賛だったので、読...