考え方とメンタル

日本語と言葉の面白さ

言い回し1つで心が透けて見える?

日本語は、使う人が「自分をどの位置に置くか」を常に表し続けている言葉だと思います。尊敬語は「あなたは私の上にいます」と伝えるものだし、謙譲語は「私はあなたの下にいます」を表現するもの。うまく使うと相手を尊重する態度が出ていいのですが、裏を返せば「自分がどう認識しているか」がポロッとこぼれる怖い言葉で...
丘村奈央子について

私がどうしてインタビューの仕事を始めたのか?

私はもともと営業の仕事をしていて、中小企業の社長さんとお話しする機会が多くありました。腕一本で事業を立ち上げ、従業員のお給料と家族まで面倒を見ている社長さんはパワフルで独創的です。うちの父はサラリーマンだったので、出会った当初はそんな仕事のやり方もあるのかと目からウロコでした。数年経って、今度は大企...
ライター活動

プロフィールの書き方、ライターとしての順番

インタビューした内容を書く、のが基本。でもライターそれぞれでやり方は違うのかな。参考のために丘村のやり方をご紹介します。話を聞いたあと、聞き手に残っている話し手の印象がありますよね。「何を話したか」というよりも、その人が何を大事にしていたのかとか、どの話に力が入っていたか、など。テープ起こしをした文...
ライター活動

相手は、都合のよい相づちしか聞いていない

いろんな方にインタビューして、ICレコーダーに入れて聞きます。会話のキャッチボールが生々しく採録されるのですが、最近あることに気づきました。話し手と聞き手がいるとき、乗ってきた話し手は聞き手のことをほとんど聞いてない。相づちすらも。会話の取っかかりとして質問やトリガーは必要。でも一度エンジンがかかっ...
ライター活動

丘村流インタビューの目標は「たくさん思い出してもらうこと」

ライターという職にも2つタイプがあります。1つはゼロから何かを生み出していくクリエイタータイプ。コピーライティングとか小説を書くとか、そういうお仕事を得意とする人がいます。もう1つは、バラバラな情報をまとめて読みやすくする編集タイプのライター。私はこちらです。後者の場合はどこからか材料をもらわないと...
日本語と言葉の面白さ

文字数の感覚

ライティングを受注するとき、だいたい基準になるのは文字数です。800字とか2000字というように。何となくボリューム感は把握できていて、「ああ、この内容だと入りきらないかも」とか「もう少し情報がないと埋まらないかも」と話を聞きながら考えます。でも、普段生活しているときはあんまり意識しないですよねえ。...
ライター活動

プロフ作成で情報整理できるのは必然

プロフィール作成のお仕事でインタビューすると、ほとんどの方が「自分がこれをやりたいと今気づいた」「今までの経歴が整理できた」とおっしゃいます。これは当然のこと。なぜなら、そうしないと原稿ができないんです。あやふやな情報からはあやふやな原稿しか出ません。私が創作して「目標」を書くわけにはいかないので、...
ライター活動

本人すら予想していない気持ちに出会う

旦那さんの仕事の話を聞いていたら、「なんかいろいろ浮かんできた!」と落書き帳に書き殴り始めました。たぶん答えは自分の中にあって、話してるうちに掘り出されるんですね。インタビューの仕事も似ています。極力「相手が何を言うか」の部分に反応できるようにして、本人ですら予想していなかった気持ちや会話によって新...
日本語と言葉の面白さ

活字は画だ。

こちらのライターさんからコメントをいただいて改めて思いました。活字は画なんだなと。「うまい文章はどう書きますか」とか「テクニックはありますか」という問いは皆さん気にしている。でもワザや文章力を上達させてもライターとしてはまだ作業が残っています。それはどこに載るかを考慮すること。ひらがなと漢字の見た目...
ライター活動

ライターが力を使うのは「書く」より「考える」

久しぶりに本業の話を。いまプロフィールや会社の歴史、回顧録まとめなどの仕事を抱えています。どれも基本は「話を聞く→考える→書く」の流れ。この中で、ライターとして力を使うのは「考える」の部分です。もちろん材料集めとしての「聞く」や形を整える「書く」は必須ですが、ライターさんで個性が出てくるのは「どんな...