添削・校正・校閲の差は? 何が違うの?

添削・校正・校閲の差は? 何が違うの?

似たような単語で、どこか違うような単語。何が違うんでしょう。ちょっと辞書にあたってみました。

校正は、誤字脱字や文法の誤りを正すこと。
校閲は、内容が間違っていないか検査しつつ、修正まで加えること。
添削は、文章の構成や表現を含めて書き加えたり削ったり改めたりすること。

そういえば印刷物を作るときは、あまり「添削」をしていません。教材を作るときに「この出典で本当に合ってるのか、この記述で誤解を生んでいないか」というチェックはしますが、「校閲」にあたります。執筆者が書いてくれた表現までは手を加えず、あくまでも事実関係が正しいかどうかを確かめる作業です。

おそらく皆さんがブログやビジネス文書で心配なのはもっと手前の工程、身近な「校正」についてではないでしょうか。

この日本語は正しい?
人に見せても恥ずかしくない状態になってる?
変なところはない?

この悩みを解消するために一番おすすめしたいのは、通信でも通学でもいいので一度「校正を体系立てて学ぶ」ことです。校正知識と学校で習う国語知識は全く違います。日本語を扱う人なら本当はみんな校正を学んでもよいはずなのですが、なかなかその機会がありません。

もし「日本語のスキルを上げたいな」と思ったら、チャンスです。ぜひ校正を学びに行くことを検討してみてください。校正の大切さについてはこちらの記事でもまとめました。

ちょっとした文書だから自分で今チェックしたい、という人は「推敲のやり方」について無料PDFをまとめたので、こちらが参考になると思います。他の書き方についてもPDF4〜6ページほどでお伝えしていますので、よかったらどうぞ。

 

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