書き方、伝え方、教え方…それぞれに共通する大切なこと

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書き方、伝え方、教え方の共通点はいくつかあります。まず、発信する人と受信する人がいること。そして「相手の理解度を確かめてから始める必要がある」こと。理解度を確かめ「ながら」進めるのではなく、その前段階。
うまい書き方、うまい伝え方、うまい教え方は確かに存在します。でもそれだけでは成り立ちません。受けてくれる人がどんな状態なのか、そのケースごとに見極めないとただの投げっぱなしになってしまいます。
10を伝えたいとして。
すでに5まで知っている人は2から詳しく伝えられても「知っているよ」と白けてしまう。
3しか知らない人は、5から始められるとわからない。
受け取る側の経験として、かなり初歩的なところから伝えられて「そこまで知らないと思われているのか」とがっかりしたり、逆に「ここまで知っている前提で話し始めてるのか」と焦ったりします。
だから、発信側に立ったときは、相手のプライドを傷つけない範囲でまず「どこまでを知っている人なのか」を確かめます。「こんなことも知らないんですか」という態度はアウト。逆に知らない前提で基本から細かく話し始めるのもアウト。どちらも、マッチしていない場合は相手に失礼になってしまいます。
受信側になったときは、「ここまではわかってますがこの先がわかりません」というポイントを簡潔に伝えるようにしています。お互いに時間と労力を無駄にしないように。

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