眼鏡市場のキャッチコピー
- 2010.05.28
- 更新日:2019.11.10
- 日本語と言葉の面白さ
- 情報を伝える, 届く書き方とは
ペ・ヨンジュンさんが大活躍している眼鏡市場の広告。キャッチコピーをCMで見ました。 彼の静止した画像に眼鏡がどんどん流れていくシンプルな映像にこの言葉。
さようなら、
安すぎるメガネ。
おお、眼鏡市場も高付加価値を狙っていくようになったのか。数秒の間(ま)があって次の言葉。
さようなら、
高すぎるメガネ。
なるほどねえ。
これなら最後の印象は「高すぎないメガネ」です。逆だったらどうでしょう。
さようなら、
高すぎるメガネ。
さようなら、
安すぎるメガネ。
「なんだ、高く売りたいのか」という印象が最後になってしまいます。「良いメガネ」を売っているアピールとしては有効かもしれないんですが、ちょっとリスキー。
CMのつくりがシンプルなこともあって、この言葉自体がかなり浮き彫りになって頭に残ります。うまいですね。
——————————–
▼twitter:
丘村奈央子(@okmr09)
▼Facebook:
▼ライターの聞き方・書き方 無料PDF集
「聞き方」を動画で学べる!
-
前の記事
漢字が思い出せないときは、適当な線をウニャウニャ描く 2010.05.27
-
次の記事
朝日新聞「ひと」欄のコンパクトにならう 2010.06.02