[聞き方]24時間、聞き上手でいる必要はありません
「聞き上手」という単語から何を連想しますか? 私は「性格が穏やかな人」「人間がまるい人」「器が大きい人」という連想をしていました。そういう人でないと「聞き上手」にはなれないと考えていたのです。だとすると私が「聞き上手」をめざしても実現できない(泣)
そこで「人間的に素晴らしい人しかなれない」と思っていたのを見直してみました。
性格的に、話を聞く側に回りやすい人はたしかに存在します。おそらくその人は24時間その性格で居続けます。これをまねろ、学習しろというのは無茶です。世の中には外向的な性格の人や話し好きな人がいます。
ならばスイッチをうまく入れたり切ったりすることで「聞き上手になる時間」を作ればいいんじゃないか。これなら性格に左右されることなく、意識して切り替えることができます。
実際、私が仕事で「聞く」を実践するときはスイッチを入れ替えています。決して24時間、聞きっぱなしでいるわけではありません。私にも話したいときがあります(笑)
ただ割り切るときは100%楽しんで聞き役に回り、話してよいときは100%楽しんで話し手になります。私の場合、片方に未練があるとどっちつかずになってしまうのです。
聞き方セミナーでは100%聞き役に回る際のスイッチの切り替え方、心置きなく聞き手になるための考え方を教えています。そしていつスイッチを戻すのか、も。
24時間の聞き上手はしんどいです。できる範囲で聞き上手になる、これで十分喜んでもらえる聞き手になります。
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