[聞き方]東京新聞の記事から阿川さんの『聞く力』をさらに深掘りする

2019年11月9日

スクリーンショット(2013-02-10 8.41.54)2013年2月9日の東京新聞webに「インタビューの達人 阿川佐和子さん 極意は面白そうに聞く」が掲載されました。ミリオンセラーの『聞く力―心をひらく35のヒント』に関連したインタビューです。

書評やレビューならともかく「インタビューの本で売れまくっている人」にインタビューしなきゃいけない記者さんは緊張するだろうな…。ここで引き出された阿川さんの言葉には、聞き仕事をしている私にも響くところがたくさんありました。

『聞く力』大ヒットの理由は、

「作家の吉永みち子さんが『発信力が問われる時代に、人の話を聞くのもコミュニケーション能力と教えてくれたのが、“聞く力”』とテレビでおっしゃっていた。そうだったんだと、初めて気がつきました」

とのこと。そうなんですよねえ、話す人ばっかりではコミュニケーションにはならないので、みんなが「聞ける」人になるのが重要。

聞き方の秘訣は、

お世辞を言う必要はないんです。相手の気持ちを考えながら、面白いと思ったら面白そうに聞く。お客さまに心地よくなってもらうことがまず第一歩。

と言います。まったくもって同意です。相手が気持ちよく話してくれないと本末転倒です。

ただ、この「相手の気持ちを考えながら」というのが曲者。どの本を読んでも書いてあるのに、具体的な答えがありません。みんな気持ちばっかり。「じゃあどうすればいいの?!」と本に向かって叫ぶことがありました(他の本)。

「相手の気持ちを考える」をどうやって行動に落とし込むのか。何をすればいいのか。それを見つけて取材時に実践しているのが私の仕事です。同時に「誰でもこうすれば再現できるよ!」とお伝えしているのが聞き方セミナー。

みんな「相手の気持ちを考えなければいけない」のはわかっているんです。その先で何をしますか。

聞き方セミナーって?