モノがある強さ 製造業でもできる商品アピール
モノがある強さ、を感じるときがあります。
それはネジ1本でも、組み立てた機械でも、オリジナルで開発したソフトでも「そこにモノがある=ストーリーがある」ということだからです。
私が最初に就職したところでは、広告枠を売っていました。見えないモノを売っていたんですね。原価や材料費は存在するけれど厳密ではなく、そこに載るドラマはこれから作り上げていくものでした。
でもモノがあれば強い。
材料を選ぶときの苦労は何か、その形にするまでの紆余曲折は何か、売り出し始めたときのお客様の反応はどうだったのか。その専門家でないとわからないポイントは何か。
本当にネジ1つからでもいろんなストーリーが掘り出せます。
サービス業や小売業では「ストーリーを見せる」手法が認知されつつあります。直接コンシューマーに届くのではない製造業の商品でも同じ方法を使っていいんです。
「うちの商品は、実はね…」と話したくなることって、たくさんありませんか? それをお酒の席で披露したり友達に話すだけで終わらせてしまっては勿体ない!
業界では当たり前のことが、一般の人にとってはとても新鮮に映ります。
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