おっぱじめる、の「おっ」の話
- 2012.04.02
- 更新日:2019.11.10
- 日本語と言葉の面白さ
- 考え方とメンタル
最近キャッチコピーで
「おっぱじめる」というフレーズがありました。
あんまり使われることがない言葉なので
目を引きますよねえ。
この「おっ」について、説明しようとすると
結構難しいことに気がつきました。
文法では「接頭語」扱いで、
頭につける飾りみたいな物です。
でも外国で日本語を習っている人に教えるとなると
規則性がほとんどないのでどう伝えればいいのか。
「おっぱじめる」はなぜ「お」で、
「かっ飛ばす」はなぜ「か」なのか。
「かっぱじめる」でも「おっ飛ばす」でもダメ。
フレーズごと覚えるというのが
一番卑怯だけど一番確実な教え方かもしれません。
ちなみに「接頭語ってどんなのがあったっけか」と
思い出してみたのがこちら。
おっぱじめる
かっ飛ばす
すっころぶ
ぶっ続ける
しょっ引く
かっぽじる
…
調べてみたら意外な言葉が「接頭語」でした。
行儀の良い言葉ではありませんが、
何をつけるかでニュアンスを届ける日本語は面白いです。
「聞き方」を動画で学べる!
-
前の記事
たかがメール、されどメール。 2012.03.28
-
次の記事
サービスをくるむ、言葉のパッケージ 2012.04.04