推敲と校正

ライター活動

明快な文章の書き方

「文章がうまい」と言われる要素には2つあります。1つは基本的な文法や構成をしっかり押さえていて、乱れがないこと。もう1つは技巧が優れていてプラスαに芸術的センスがあること。後者は素質が必要ですが、前者は練習でどうにかできる部分です。基本的な文法や構成はどう組み立てればいいのか。まず書く前に少しだけ考...
ライター活動

書き直せと言われたらどうする?

『ばら色タイムカプセル』という小説を読み終えました。書いたのは、2006年「第9回坊ちゃん文学賞」で大賞を受賞した大沼紀子さん。受賞前からすでに脚本家やフィクションライターとして活躍していました。彼女が多くテーマに据えるのが「家族」。それも正統派の家族ではなくて、どこかずれて世間的には家族と認めない...
ライター活動

文章力を高めるための意外な順番とは

「文章力をつけたい」「うまく書けるようになりたい」そう思って検索をかけたり、本を探すと、だいたいテクニックを教えてくれる情報に出会います。書いてあることは間違っていなくて、文法でも形式でも、それが実現できれば「ああ、きっとうまい文章を書ける」と思います。でもそれは、書き慣れた人や文法的な説明に抵抗が...
日本語と言葉の面白さ

読めない言語の、切れ目のない文章

翻訳を扱っている企業で、チェッカーとしてお手伝いすることになりました。翻訳は翻訳者さんがするのですが、チェッカーはレイアウトしたものがちゃんと誌面として破綻していないか、きっちり決められた体裁になっているか、翻訳漏れや固有名詞の間違いがないかを確認します。ライターというより、編集者としての仕事ですね...
ライター活動

「~してみせた」って何?

言葉は時代でどんどん変化していくので、何が正しくて何が間違っているか、完全な答えは存在しません。私が大学で国語学のゼミをとっていた頃は「言葉の平板化」が問題になり始めの時期でした。たとえば「クラブ」とか「彼氏」という発音が、今までなら「高・低・低」だったのが一時期から「低・高・高」も出現。当時は「由...
日本語と言葉の面白さ

使ってしまいがちな「も」について

阪急電鉄をよく使います。最近は車内広告が減ってきたのか、阪急の自社広告をよく見ます。たとえば阪急アドエージェンシー。使われているキャッチコピーはこれ。 しあわせのヒントは、 駅のあちこちで 見つけることもできる。…気になる。「も」が気になる。「も」でいいのか?見つけることもできる。とすると、「も」を...