文章力を高めるための意外な順番とは

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「文章力をつけたい」
「うまく書けるようになりたい」
そう思って検索をかけたり、本を探すと、だいたいテクニックを教えてくれる情報に出会います。
書いてあることは間違っていなくて、文法でも形式でも、それが実現できれば「ああ、きっとうまい文章を書ける」と思います。

でもそれは、書き慣れた人や文法的な説明に抵抗がない人が読んだ場合のこと。
「文章力をつけたい」と思う人は文章に多少なりとも引け目があって、その説明文章を読むだけでもかなりパワーを使います。そして、理解した後に実践するまでを考えると、高めのハードルが2つ3つ。
なので、せっかく正しい情報に出会ったとしても、それを消化して自分のものにするのは難しい。今までも何人も「苦手なんだけど…これもわかったんだけど…でも書けない」と思っている人を見てきました。

文章を直す順番を変えてみましょう。
今までのテクニックは、1文ごとに精査して直していくものが多いです。でも、文章は流れでできています。多少の文法の間違いがあっても、「言いたいこと」がうまく載っている文章の固まりなら読んでいてもあまり違和感がありません。
細かいところは、文章の全体感とまとまりができてから、「もっと細かく」と思って初めて見る箇所です。
「苦手…」と思う人ほど、もっと全体から考えたほうがいいですよ。
続きはまた後日。

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