文章における30cmの鳥の目。
文章を全体から見た方がいいよ、という話の続きです。
文章を書き終わって一息ついたとき、皆さんは見直していますか? じっくりとでなくてもいいです。ざっくり。本当に鳥になったように、高ーいところから眺めてみたことはありますか?
文章の中身を詳しく見る前でも、わかることがたくさんあります。なぜなら、その文章を読む読者さんへの第一印象は、鳥の目と同じように高いところから始まるからです。
・黒字が多くないですか?
・ブロック分けが適度にされていますか?
・タイトルと結論が合っていますか?
●黒字が多い=漢字が多い →
パッと見が黒い原稿は「多い」「読むのが大変そう」という印象を与えてしまいます。「事」「物」「所」「出来る」など、ひらがなに直しても意味の間違いを起こしにくいものはひらがなにしてしまいましょう。
●ブロック分け →
場面が変わったり、言いたいことを一度言い終えた直後は、1行空けにするとわかりやすくなります。人の読解は、固まりや空間で情報を整理する一面もあるからです。
●タイトルと結論 →
書き始めたときの気持ちと書いている内容が変わっていることがよくあります^^; 書き終わった後に見直してみて、そぐわないようであればタイトルを変えてしまいましょう。
毎回これらに気をつけるだけでも、ぐっと見やすくなりますよー。
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