うっかり使うと気まずくなる言葉に注意
- 2011.09.27
- 更新日:2019.11.10
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うっかり使うと相手が気を悪くする語句があります。ブログやテレビでもよく見かけますね。そして、使っている人は意識していないのか、繰り返して使う傾向があります。
●やたらと
平易な言い方なら「とても」でしょうか。「過度に」「余分」というマイナス意識があるとポロッと出てしまう。聞いた瞬間「ああ、この人はよく思ってないんだな」とわかってしまう言葉。
●~に終わる
ニュースでよく「2位に終わりました」という使い方をしていますが、…2位じゃダメ? 16位に終わりました、くらいならまだ納得。2位は褒めればいいのにと毎回思います。
●投げる
打ち合わせで「その仕事は今○○へ投げています」と使う人が多いです。ちょっとこなれた人っぽい言い回しに聞こえるからか、臆面もなく言いますね。これだと、ぞんざいに扱われるイメージを生みます。「お任せ」や「預ける」「お願い」という言葉なら「大切に考えている」という姿勢が見えてベター。
無意識に使う言葉は、頭の中をさらけ出すようなものです。なるべく否定的な語句を使わない表現を考えましょう。
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