訳語でできる人格の不思議

テレビで外国の取材映像を見ると、字幕や吹き替えがつきます。その訳語のニュアンスはいつも危険だなと思います。
おじいさんが出ていれば「~じゃよ」、ハリウッドの女優だったら「~だわ」「~なのよ」、hiphopの人なら「~だぜ」。文化によって語彙や語尾が変わることを見越して、そこまで訳しているとはあまり思えません。
カジュアルな格好をしている人も、実際はとても紳士的な物腰で言葉を使っているかもしれない。見た目がセレブでも下品な言い回しを使っているかもしれない。
日本語で「だぜ!」になっている人が実は「~と考察しています」と話しているかもしれない。
訳して演出する人のフィルターがかかっているのかと思うと、やっぱり自力でその言葉を知りたい。言葉の元のニュアンスまでしっかり掴めるようになりたいです。
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