一人の小説を読み続けると

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面白いもので、ある作家の本を読み続けると文体がうつります。今まで書いたことのない順番で文章が思い浮かびます。元々の自分と違うタイプの作家の本であればあるほど、その変化が面白いです。
三島由紀夫の本ばっかり読んでいたときは、自分が書く文も修飾語がたっぷりになったり。有吉佐和子ばっかり読んでいたときは語尾のキレが良くなったり。新井素子のSFにはまったときは口語と書き言葉の境界があいまいになったり。
読み終えた直後にその本のレビューを書くと、てきめんに文体が変化していますね。あとで読み返すと「へー、こんな文体でも書いたんだね」と自分で驚くことがあります。

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