ライターの自己アピールはどう書くか
- 2010.03.26
- 更新日:2019.11.08
- ライターの起業と準備
- ライターの販促, 情報を伝える, 届く書き方とは
このブログ以外にもサイトを立ち上げようと思って、準備をしています。必要なのは業務内容の案内と料金設定、ライターの紹介などなど。
どんな人が書くのかの情報は必須なので、どうアピールするのかが悩むところ。いろんなフリーライターさんのサイトも検索しては研究しています。そこで気がついたこと。
自分の文章で食べていこう!という人は、一般よりも自己顕示欲があって(まあ自分もそうなんですが)、それをどうにか表に出そうとします。なのでアピールも「自分はこんな賞をもらった」「こんなに素晴らしい文章を書ける」「みんなが感動する」などの話が中心になりがちです。
でも「みんなが感動する文章を書く」と自分で書くのはどうなのだろう。感動するかしないかはお客さんが決める話じゃないかなあ。賞をもらったからといって、すべてのお客さんに当てはまるアレンジが出来るかはまた別問題。コンテストで1位をとった美容師さんが万人に向いているとはいえないのと同じです。
文章として一定レベルを書くのは「ライター」という肩書きで飯を食おうと思ったら最低限のラインであって、わざわざアピールすることではない気もする。
もちろんゴールはそこなんですが、そのために自分ならプロセスでどんな演出ができるのか。お客さんにどんなメリットが渡せるのかを明記しないとお客さんが頼みづらいのではないでしょうか。自分がどんなにすごい、というより、まず何ができるのかをはっきりさせる。
芸術家肌のライターさんと組んで直しが大変だった、という話も聞くので、あまり「自分が自分が」という空気は出さない内容にできたらと考えています。
2019/11/8追記
有料noteマガジンに当時の事務手続きや準備した内容をまとめています。
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