自分の価値と料金、決めると見えてくるもの
- 2010.04.29
- 更新日:2019.11.08
- ライターの起業と準備
- ライターの販促, 考え方とメンタル
今まではサービスを選ぶ側だったのが、起業して自分のサービスに料金を付ける立場になりました。自分のスキルと成果物にどれだけの価値があるのか、どこなら支払ってもいいと思えるラインなのか、これを見極めるのが難しい。
安ければいいものではない。
高すぎてもいけない。
高すぎてもいけない。
自分の料金設定を考えながら他の人の料金や値段を見ると、今までとは違う意識でその数字が頭に入ってきます。「この人はこの数字で自分のスキルを売ってるんだ、高値で強気だな」「こんな安くて大丈夫かな」と気になります。見える景色がガラッと変わりました。
面白いのは、自分で値段を付けて買ってもらおうと思った瞬間から不思議と他人様のスキルにも「適正価格を払おう」と思うようになりました。それが数万円でも、数万円の価値があるならちゃんと払いたい。
今までだとお給料と小遣いの割合を考えて、金額から「ここまでは出せる」「ここから無理」という数字ありきの判断だったんですよね。自分の支払能力ばかり考えていて、中身の価値はあまり考えていなかった。でも起業してみると、そのサービスが料金に見合っているかどうか厳しい目で判断する自分がいます。
商売をする人はずっとこの目線を持っていたんですね。この視点を得ただけでも会社員人生を離れてよかったかもしれません。
2019/11/8追記
有料noteマガジンに当時の事務手続きや準備した内容をまとめています。料金設定や1年目の収入についても述べています。
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