どうすれば仕事が楽しくなるのか?

2019年11月10日

正社員で就職して、アルバイトや派遣社員、フリーランスといろんな働き方を経てきました。でも最初は「仕事が怖い」という感覚があって、楽しむにはほど遠い状態でした。やっと「ああ、だから仕事は楽しいのかな」と考えられるようになったのは、派遣で働いて教材をつくっていたときです。

その境地に行けたワケ

それは、自分がやっていることがどこで人の役に立っているのか、実感できたからです。教材づくりでは制作進行を管理して、校正と校閲をし、ページの質に関わることができました。

自分が作った進行表でみんなの工程がわかりやすくなった。指摘した点が直されて良い問題になった。自己満足だけではなくて、周りが「こうなってよかった」と感じてくれているのがわかったから、仕事が楽しくなったのです。

最初の広告営業職はそこまでの余裕がありませんでした。言われたノルマをこなして、週1回の営業会議で数字とにらめっこして、売り込みに行けばほとんどの人に要らないと言われる(まあそれが外回りといえば外回りなんですが)。

「広告」は出したから100%の効果があるとは言い切れない商品なので、せっかく使ってくださったお客様にも苦い報告をしなければいけないときもありました。自分がどこで役に立っているのかよくわからない…。

そうなるとモチベーションが下がるし、当然のように結果も下がってきます。そしてまたやる気がなくなる悪循環に。私の場合、実家の事情で営業職から離れたのが転機になりました。辞めると外側からよく見えるんですよね。理不尽だったことだけではなく、自分に何が足りなかったのかも。

見直したからこそ違う業種を選んで進み、うまく「楽しさ」に出会えたのだと思います。

迷うから見つけられる

楽しいと思うには、「役に立っていると思われている自分」を実感する、のが大切。

ただし、そうなるには役に立つべきスキルが適所で発揮されるのが条件です。校正で発揮するような細かさや揚げ足取りに近い指摘は営業ではあまり役に立ちません。逆に勢いだけでは制作管理が行き届きません。

ウロウロした結果、ちょうど自分が向いていることと求められていることがクロスしたのが編集や言葉の現場でした。ウロウロしたからわかったんでしょうね。物事は比べないとどちらが良いのか判断できません。

一度「楽しい」をつかむとどんな分野で動けば喜んでもらえるかがわかるので、その先はラクです。