KindleのKDPで『パワーショベル技能講習 体験記』を出版しました
出版社を介する商業出版と比べて気軽に個人が出版できる、Kindle ダイレクトパブリッシング(KDP)というサービスがあります。紙で印刷したり街の本屋さんに並べたりはできませんが、まとまったテキストに自分で価格を付けて売り出すことは可能です。
前々からこの方法には興味があったのですが、数年前に調べた段階では原稿の保存形式や日本での展開に制限があって「使いづらいなあ」と思ったのが正直なところ。でも最近は気軽に「出しましたよ!」という方が増えてきて、改めてチャレンジすることにしました。
今の手順は本当に簡単です。
①KDPに著者としてアカウントを作る
②連絡先や口座の情報を入れる
③用意した原稿・表紙データをアップする
④価格とセールス方式を選ぶ
⑤出版ボタンをクリック
原稿はWordでもOK。目次もつけられます(詳しいガイドがあってこれを見ながら作りました)。データと表紙があるなら10分くらいで上記の手続きは終わり。出版ボタンをクリック後はAmazonが内容の審査をして、通過すればめでたくAmazonに自著が並びます。
今回の私の場合はnoteで展開していたマガジンをKindleに置き換えたため「この作品の全体または一部がインターネット上で公開されています。本当にあなたの作品であるなら再出版の手続きをしてください」というメールが届きました。
noteで展開した自分のコンテンツである旨を返信しつつ、noteの記事は非公開にして再出版を指定された方法で申請し、数時間後に無事に審査を通過。昨夜手続きした「書籍」がもう販売作品として世に出ました↓。早い。
この方法ならマスには向かないニッチな分野、思い入れのある膨大なコンテンツ、自由な設定のフィクションなど、いろんなタイプの文章をKindle用のデータにできます。こりゃあ便利だ。
20年前、10年前だったら「電子書籍」というとまだ怪しい感じ、正規からは外れているイメージがありました。でも今はもっと自由にアウトプットしていいし、選ぶ側にも自由があります。せっかくなのでまたコンテンツを探して形にしてみたいと思いました。
『パワーショベル技能講習 体験記』は、上の枠内だと表示が出ませんがkindle unlimitedのタイトルなので登録している方はO円で読めます。これから資格を取りたい方、学校の様子を知りたい方には参考になるのではないでしょうか。「パワーショベルの免許ってどういうこと?」という方にもおすすめ。ぜひ一度読んでみてください。
「聞き方」を動画で学べる!
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