聞き上手への一歩、嫌われない相づちは超簡単にできます

聞き上手への一歩、嫌われない相づちは超簡単にできます

4月から丘村チャンネルというYouTubeの居場所を作って、時々「聞き方・書き方」に関する動画をアップしています。文字情報で知りたいニーズもあれば、最近は動画で情報を得たいニーズも増えてきました。お伝えしたい内容は同じですが、どちらの方にも広く伝えられればと思って展開しているメディアです。

今回、動画で作った「相づちの打ち方」に関するノウハウに結構反応をいただきました。その内容をもとに編集し直したのがこの記事です。「文章より動画のほうが楽」という方は記事の最後に動画サムネイルを載せているのでぜひご覧ください。今回は「ええ」の広がりを伝えたかったので、文字より動画のほうが分かりやすいかもしれません。


反応がない場所で話す人がいた

以前ちょっと離れた所で人が取材をしているのを、遠くで私が見守るような状況があったんですね。そのときに聞き手だった方が質問をするのですが、相手の方が答えている最中にほとんど何にも反応がない。

相づちも聞こえないし、身振り手振りで何か反応がある状態ではありませんでした。そうなると、相手の方は言葉を選びながらお話をしてるのですが、だんだん不安になってきているのがこちらにも伝わってくる(笑)

なぜなら自分のその答えていることがその人にとってジャストミートしてるのか、欲しかった答えを自分がちゃんと答えられているのか、全く反応がないので分からないからです。

でも、一応準備したことや思いついたことは話さないといけない。不安に思いながら話をしてる姿を遠くから見ているような状況がありました。

相づちの役割をクリアすれば、何でもいい

このときに思ったのは「やっぱり相づちは打とう!!」ということ。

相づちの役割は2つあります。

私はあなたの話を聞いています/あなたの話をこう理解しました

この2つをコンパクトに相手の話してる最中の人にお伝えすること

この2点さえクリアしていれば「さしすせそ」の法則や「あらゆるいろんなバリエーションをつけて相づちを打たなきゃいけない」という縛りはありません。むしろ、そういうのはもう全部なしでいいです。

とにかく「話を聞いてますよ」「こういう感情で聞いています」の2つだけクリアすれば、言葉は何でもいいです。「ええ」でも「はい」でも「そうですね」でも、同じ言葉の連続でも全く構いません。

ただし、感情だけは本物を乗せる

ただし注意しなければいけないのは「そのときに聞いている自分がどういう感情を持ってその話を聞いているか」という情報は本物を乗せなければいけない点です。

ただ空いたときに「ええ」と言えばいいや、というような相づちの方法ではありません。お話を聞いたときに驚いたのか感心したのか、それとも好奇心を持ってもうちょっと聞きたいと思ってるのか。「ああそれは大変だ」という労いの気持ちが起こっているのか。

「ええ」という言葉でも、驚いたら「ええ!」と言うし、感心だったら「ええぇ」とうなずきながら言う。もし心配な感じだったら「ええっ」と言って「それでどうなっちゃうんですか」と思う気持ちがたぶん「ええ」の2文字に乗る

もし「その先を聞きたいな」という興味があれば「ええ!」と前のめりになって「で、その先どうなってるんですか」の気持ちが「ええ」の2文字に表せるはずです。

(この辺↑は動画のほうが分かりやすいかもしれません)

これは本当に相手の話を超真剣に聞いて「聞いている間に自分に起こっている感情をすぐ乗せる」という作業が求められます。さまざまな「ええ」について、全部そのときの感情に基づいて本当に反射のような感じで出さなければいけません。

でも嘘をついたり装ったりする必要はなく、自分がそう思ったことを直で乗せる、最短距離で乗せるということだけに集中すればできます。

テクニック駆使や「こう見せたい」は考えない

そこで何かこうテクニックを使おうとか、聞き上手な自分を見せたいとか、そういった余計なことはもう考えないでください。役割が違います。相づちは聞き上手な自分をアピールする方法ではなく、相手の方に安心して話を続けてもらうための一区切り一区切りの合図です。

「さしすせそ」の全部を駆使しなきゃいけないとか、フレーズをたくさん覚えるとか、そういうところには頭を使わないでください。

相手の方の話に集中して「自分が何を思ったか」を捉えて、思ったことを相づちとして返す。言葉はフレーズは何でもいいです。毎回「そうですね」だけでも「なるほど」だけでも、感情さえ嘘でなければ全然構いません

相手に安心してもらうためのツール

相手の方に不安な気持ちを起こさせないための相づちは積極的に打っていってください。感情的な反応は必ず見せておいたほうがいいです。

取材する人ならおそらく録音があると思いますが、あまり自分の声が入らなすぎていたらひょっとしたら反応がうまく伝わっていないかもしれません。何かしら自分の感情的な合いの手みたいなものが録音に入るように、相づちを出してみる工夫をしてみてください。

記事元の動画はこちら

バリエーションが少なくてもいい。反応として相づちは出す。この2つに尽きます。相づちは、なるべく短くても自分の好きな言葉で相手の方が安心できるようなものをどんどん繰り出していってください。

記事元になっている動画はこちらです。もし「文章を読むより動画のほうが楽ちん」という方はぜひチャンネル登録をお願いします!

 

 

 

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