苦手な人ゼロは無理だけど、5割減はいけると思う
苦手な人とどうつき合うか、社会に出ていると毎日考えてしまいます。この「苦手な人」ラインは人によって違いますよね。ちょっとズレを感じただけで「この人苦手だ」と判断する人と、よく腹立たないなーと感心するくらい苦手ラインが彼方にある人と。
性格といってしまえばそれまでですが、このラインは自分の力で動かすことが可能だと思っています。なぜなら、私も自分の苦手ラインを彼方へ動かせたから。
小中学生の頃は沸点が低く、ちょっとしたことですぐ「むかつく!」と心の中で叫んでいました。周りは苦手な人、嫌いな人ばっかりです。その証拠に当時の日記はデスノート並み(どんなふうにむかついたかの細かい描写は今の仕事に生きているかも)。高校、大学と基本的にあまり変わらないまま来てしまいました。
さすがに仕事に就いて「これはむかつきすぎているようだ」と自覚するようになりました。ただ20数年のクセがあるのですぐには治らないし、どこから矯正すればいいのかわかりません。
やっと自分が変われたのは「聞く」を業務に組み込み始めてから。社内報の仕事でかなり鍛えられました。
自分が知らない仕事について聞いたり、無口な職人肌の人から言葉をもらったり、苦手だと切り捨てるわけにはいかない状況になってしまったんですね。ここから「人の話って面白い」と思えるようになって、今のフリーライター職につながっています。
苦手な人をゼロにするのは神様でも無理です。でも「聞く」の気持ちを整えて5人苦手だったのを1人か2人まで減らすことは可能です。減ると暮らしが楽になります(笑) だって、気が滅入る回数が激減するんですから。
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