続けやすいブログ文章の書き方。
これからブログを書きたい、でもどうやって書けばいいのかわからないというお話を聞きました。仕事で文章を作成することに慣れているとブログの文章も書きやすいのですが、ちょっと苦手意識があったり、文章を書き慣れていない場合はハードルが高く感じられるかもしれません。
でもブログは基本無料で、気軽に発信できる便利なツール。こんなふうに捉えてみると仲良くなりやすいのではないでしょうか。
★1回書くと何度も直して時間がかかる、疲れる
PCで文章を作ると「直す」が当たり前ですが、昔の手紙は書き直しなしの一発勝負でした。ブログもあえて「振り返らない、書き直さない」というルールを自分に作って、書いたらアップしてしまうのもありです。
最初はちょっとヘンテコリンな文章だったとしても、書き続けるともっとうまく書けるようになります。あと、書いた記事が積み上がっていくと「自分も書けるんだな」という自信になります。文面に悩むのはそこからでも遅くないかもしれません。
★人の視点に感心するけれど自分にはない、書けない
同じイベントに出た人のブログを読むと「へえ」と思うはずです。なぜならみんな視点や考え方、文章、語彙が違うからです。だからといってみんながすごくて自分がダメ、ということはありません。
おそらく自分がAという見方をしていたときBやCという考えを見ると「すごい」と感じます。逆から見ると、BやCという見方をしている人はAという視点が「自分と違う」と感じます。ここはお互いさま。
まったく同じというのは(記事を盗用したりしない限り)ありません。書けば必ず個性が隠されずに出るので、心配しなくて大丈夫です。まず書いちゃってください。
★語彙が少ない、表現がいつも同じになってしまう
たとえばいつも「楽しい」「悲しい」「腹が立つ」としか表現していなかったとします。ではこの3つだけを変えてしまいましょう。
「楽しい」はなぜ楽しかったのか、どのくらい楽しかったのか、何をしたときと同じくらい楽しかったのか。「楽しい」の部分だけ違う言葉に直してみてください。「悲しい」「腹が立つ」も同様です。
また、類語辞典・シソーラス-Weblio辞書で「楽しい」を検索するといろんな日本語が出てきます。ここで一番フィットする言葉を探してもいいし、見た言葉から想起したり思い出した自分流のフレーズを使ってもいいです。
何度かブログ作成でこのアンテナを立てる練習をすると、雑誌やテレビ、書籍を見ているときに「これも<楽しい>という表現か」と感覚に引っかかりやすくなります。気に入ったらどこかに書き留めたり、実際に自分のブログで使ってみてください。
繰り返すと使える語彙が増えていきます。
★まとめ
短くてもよいので一度最後まで書き切ってみる。直すのは事前に決めていた単語だけ。この処理が終わったらアップしてしまう。これを何度も繰り返してみる。
いろんなところで言われているとおり、文章の上達は数をこなす以外にないと思います。車のギアのようなものでゼロから1の初動はとても力が要りますが、最初を越えるとあとは案外楽に進められます。まず上記の方法で記事を3つ作ってみてください。
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