実質13時間のセミナーでした
週末、東京で水野麻子さんのセミナーに参加してきました。翻訳者の間ではすでに実績が広く知られていて、現在アルクで「水野麻子の翻訳シゴト術♪」を連載されています。
独立する前に水野さんの著書を本屋で見つけたのがご縁。書かれている仕事観と、言葉への厳しい姿勢は今でも参考にしています。アメブロでもコメントや記事でやり取りをさせていただいて、お会いできたらなあと考えていました。
今回のセミナーは10時~17時半で、水野さんが出席者からの質問にすべて答えます、というコンセプト。水野さんはブログの写真よりももっとふんわりとした雰囲気の方。ただ、お話の内容はブログと同じように一刀両断型、小気味よさと潔さをシャワーのように浴びてきました。
特許翻訳の方なので、出席しているのもやはり技術翻訳や特許に関連した方が多かったです。翻訳は言葉の定義が曖昧では困る仕事なので、私がやっているライティングとはまた違う「日本語」を扱っています。皆さんの質問も私が考える範囲とかぶらないものが多くて目からウロコでした。
18時~20時は懇親会。その後は水野さんを交えてお茶を飲むグループに入れていただいて23時。結局13時間近いレクチャーを受け続けた感じです。水野さんはその間ずっと話しっぱなしなので、そのパワーもすごい。
「でも疲れることはないんですよ」と水野さん。その場その場で無理をすることがないし、発散しながら活動しているので「疲れ」「緊張」とは無縁なんだそうです。その境地に行ってみたい。
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