引用符や記号 文字周りの常識と未知の世界
- 2011.03.26
- 更新日:2019.11.11
- 日本語と言葉の面白さ
印刷物チェックの仕事で、いろんな言語に触れます。英語や中国語、ドイツ、フランス、イタリア。マイナーどころではスロバキア語とかアラビア語とか。
英語を軸に多言語に展開していて、英語に書かれている固有名詞がちゃんと入っているかとか、文字のあふれやレイアウト崩れがないかどうか、適切な記号や単位が入っているかなどを見ます。英語を見るとうっすら内容がわかるので、対象の言語が理解できなくても面白い作業です。
言語によって決まり事が違うのも興味深い。
日本語だったら「。、」なのが欧文だと「. ,」になるのはよく知られていること。でも「0.1」などの小数点や「1,980」などの桁に打つ記号も言語ごとに決まりがあります。
たとえばフランス語は小数点で「0,1」とカンマ使い、桁では「1.980」とピリオド使い。一瞬戸惑います。中国語の文頭は2マス落とします。留学していたときに「なんで2マス?」と質問したら「日本はどうして1マス?」と返されて詰まったことが…。
「どうして?!」と考えるよりは「ここはそうなのか」と飲み込んでしまったほうが早そうです。もっと知りたい方にはこんなサイトがありましたのでご案内。↓
tabotabo.my.coocan.jp
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個人的にはドイツ語のダブルクォーテーションが仲悪そうで好きです。
こんなん → „…“
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