文章は言葉だけではないのです

「文章がうまくなりたい!」という視点で考えるとつい「言葉」だけに目が行ってしまいがちですが、うまい文章を構成する要素はそれだけではないんです。
極端な例ですが、たとえば誰もが感動する話を「新聞記事くらいの文字で何の改行もなく置いて」いたら、それでもみんなが読んで感動するでしょうか。…答えは否。
どんな文章でも、「置き方」「形」は外せないポイントになっています。ブログのレイアウトを考えたことがある人ならば、ピンと来やすいかもしれません。ブログだと考えやすいのですが、普段の生活で使う文章やネット以外の場所だと忘れてしまう場合があります。
編集の仕事では、
どんな内容を(言葉を)
どんな分量で
どんな位置に
どんなフォントで置くのか
画像と他の記事とのバランスはどうか
を俯瞰的に見る作業があります。
それもこれも、書いてある「言葉」を効果的に伝えたいから。明朝体で書かれた文と、ゴシック体や丸文字で書かれた文では受ける印象が変わります。すかすかの行間で置くのか、きっちり置くのかでも変わります。
逆に、そんなに良い材料でなくても盛りつけをうまくやって「よい文章」に見えることもあります。これも一つのテクニックといえばテクニック。
どちらにせよ、狙いが自分の中で決まっていないと難しい作業ですね…。^^;
「聞き方」を動画で学べる!
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