◆父と子のリズム

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BSで、歌舞伎や能楽で代々鼓を打っている一家のドキュメンタリーがありました。脈々と受け継がれていく伝統芸能の、厳しい部分を見せられました。
舞台というと表で舞っている人や演技をしている人に焦点が当たりがちですが、舞台を支えている裏方さんやお囃子の皆さんも伝統をずっしりと感じながら日々精進しているんですね(だからこそ、表に立つ人は支える人のことも考えないととダメ)。
映像の中で、おじいさんである十一代目
田中傳左衞門さんと孫の十三代目傳左衞門さんが同じ舞台で鼓を打っているシーンがありました。ここで1つ思い出したことがあります。
以前、会社の同期が集まって花火大会を見に行きました。近所に住んでいる一人の家にお邪魔して、ちょっとおつまみやお酒をいただいたり。そのときに同期の男の子とお父さんが団扇でパタパタ扇いでいたんですが、二人のリズムがピッタリ! 二人ともテーブルを向いて隣は見ていないのに、呼吸が完全に一致。
血がつながっているとリズムも合うのかもしれません。
伝統芸能は世襲が中心で批判を受けることがあります。でも、先代の呼吸を学ぶためには効率的な方法なのかも、とちょっと見直しました。

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