売るためにお客さんを探すというよりも。
フリーランスの旗を立てたからには、お客さんは自分で見つけてこないといけません。ライターの場合、人によっては前職のつながりから仕事が来たり、前職で取引があった会社が引き続きお客さんになったりします。が、そういうツテがないときは、やっぱり自力でどうにかするしかない。
何の後ろ盾もない企業OLがライターになるまでの詳しい話はnoteを使って連載ものとして書いているので、興味のある方はどうぞ。
企業OLがライターになるまで。
この中でも少し触れているのですが、最初はやっぱりガツガツするんですよね。だってどこに売れるのか、どうやって売れるのかが手探り状態なので、他にやりようがない。
でも1年経ち2年経ちすると、何となく自分の得意が絞られてきます。これをやると喜ばれるけど、これはあまり喜ばれない、という区別がついてきます。
すると次の目標はちょっと変わってきて「誰でもいいから仕事をもらって報酬にする」というよりも「やるなら得意分野で喜ばれるような仕事にしたい」になる。
お客さんのほうでも、同じ作業をして同じように納品しても、そこに価値を見いだしてくれる人と、そうでもない人がいます。どうせ仕事をするのであれば喜んでくれる人に提供したいのは人情です。
最近は「ああ、これはありがたい組み合わせだ」とか「見つけてくれてありがたい」と思うお客さまが増えました。たぶんそれは、ホームページやブログで「こんな仕事します、こんな料金です」というのを載せているからでしょうね。
要らない人や高いと感じた人は問い合わせる前にサイトを離れます。料金の目安がわかって、文章のスタイルを許容できる人だけがお問い合わせをくれます。そうするとお互いミスマッチが少ない。
人脈が非常にドライな状態からしかお客さまを見つけるしかなかったのですが、かえってそれが功を奏しているようです。
「聞き方」を動画で学べる!
-
前の記事
社員紹介・自己紹介では何を書けばいい? 2014.07.01
-
次の記事
ライターだけど見積もりや発注書にこだわる理由 2014.07.08