なぜ人物インタビューで独立しようとしたのか
- 2010.03.19
- 更新日:2019.11.08
- ライターの起業と準備
- 情報を伝える, 考え方とメンタル
自分のスキルで、何かしよう!と思ったとき。考えたのは人物取材のインタビュアーでした。広告営業を選んだのも、いわゆる中小企業と言われる社長さんたちのパワフルな話が面白かったから。
大企業にいる人は「中小なんて」という目で見る人もいるけれど、自分の事業で稼いで、従業員を雇って、その家族の暮らしまで支えている。もう海千山千の人たちばかりで、いろんな修羅場をくぐってる。広告の話から仕事の話に移っていくと、そこで知らない世界にたくさん出会います。何て面白いんだろう。
大企業の中でも同じです。
会社員は「歯車のよう」と言われることもあるけれど、業務を楽しんでどんどん新しい技術を生み出したり、マーケティングを駆使して市場を作ったり、地道な管理系の効率化を図ったり。それぞれに人生があって、仕事に賭ける情熱がある。
それに「インタビュー」というと、どうしても「成功した人が受けるもの」という印象。成功は、たくさん設けたり、有名になること。そういう人しかインタビューとして記事が出てこない。
でも本当は誰でも話したいことがあって、自分でアピールしなくても誰かが聞き出すことで光るものが必ずある。社内報をやっているときに特に身に染みました。
話を聞けば、聞かれた方にも「誰かに伝えた」という満足感と「こんな仕事に見えるのか」という新しい発見のおまけがつきます。受けて良かったという感想がほとんどです。
自分が役に立てるのは文章と編集。だったら、今までの経験とスキルからならどんどん掘り起こしていけるかも。今の仕事を楽しく思えるきっかけになるかも。その思いが原点です。誰にでもインタビューを受けて形にする権利と自由があります!
2019/11/8追記
有料noteマガジンに当時の事務手続きや準備した内容をまとめています。
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