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比べるからしんどい。

比べるからしんどい。

物差し食材誤表示、というかほとんど偽装だと思うような事件が相次いでいます。表示と実体が一致していない状態にどうして「してしまう」んだろうかとちょっと考えてみました。「なってしまう」じゃなくて、やっぱり人の手と意思が入って「してしまう」。

食事のメニューで産地などを細かく書いた方法を、誰かが試したらうまくいった。他と差別化できた。付加価値がついた。それを見て「うちもやってみよう」と広がったのが最初ではないでしょうか。

基本的に、どこか別のところと比べて「うちが劣っているように見えたくない」というのが根っこにある気がします。それは表現のインパクトかもしれないし、味かもしれないし、値段かもしれない。本来なら味が良くて適正価格ならそれで合格ではあると思うのですが、違うポイントの勝負に躍起になった。

結局中身はどうでもよくなって見た目や上っ面の勝負だけになってきたところに、今回たまたま発覚した。

味に自信があればわざわざ言葉で飾らなくてもいいんですよね。同じように、消費する側も舌に自信があれば言葉から料理を選ばなくてもいいわけです。食べておいしかったなと思えばそれでよかった。

両方の「うちの店のほうがすごい、それを知らせたい」「他の人よりすごいものを食べたと思いたい、表記やブランドに頼る」という利害が一致していたんでしょうね(自分も含め)。

何かを選んだり行ったりするときに、他者・他社と比べて、自分はどうか。優位に立ちたい。「あれ」よりは良いと思われたい。その気持ちが「表記」という方面で迸った事件というか。

これは食材表記だけではなくて、SNSのような世界でも一緒なんですよね。あの人よりも良い場所にいる自分を確かめたい。知らせたい。それを、メニューを工夫するのと同じようにいろいろな形で表現する。

誰かがフェイスブックを「リア充フォトコンテスト」と言い表したのは絶妙だなと思います(ちなみにツイッターは「140字大喜利」とのこと。なるほど)。

食材はどこかや誰かと比べるのではなく、自分の絶対評価としておいしかったのか、そうでなかったのか。自社の絶対評価として良いものが適切に提供できたのかどうか。そこに焦点が当てられればお互いラクになる気がします。

同じようにネットでも、人がどうかではなくて、自分の絶対評価として今どうなのか。人が「あなたは不幸」「これが足りない」と煽ってきて、メニューのようにもっと言葉を足すよう促すかもしれません。足させておいて「言葉負けしないあなた」になるように何かを紹介するかもしれません。

でも、自分評価の答えが「案外幸せ」「結構充実」ならそのままでいいんじゃないでしょうか。ブランド産地ではないお肉でも美味しいように。

 

【インタビューライター 丘村奈央子】
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