独自ドメインを取得、エックスサーバーでサイト構築してみた(2013)

独自ドメインを取得、エックスサーバーでサイト構築してみた(2013)

ライターで起業するときに、料金や制作メニューを置いたホームページとブログは開設しようと思いました。もともとアメブロで書いていたので続けたいと思ったし、商売するならちゃんとホームページを作成しないといけないな、と考えたからです。よくサーバやサイト構築について聞かれるので、まとめてみました。

独自ドメイン取得後、サーバと契約

公式サイトはhttps://edi-labo.comというURLです。独自ドメインを取得しています。独自ドメイン取得とは「好きな名前と『.com』を組み合わせられる権利を年間契約で買う」というイメージでしょうか。この名前の権利を引っさげていろんなサーバを利用することができます。

ドメインは種類によって年間の料金が変わります。「.com」だと700円くらい。年間ですよ。人気がある「.jp」などは2000円くらいのようです。

サーバは迷った結果、月300円くらいで使える格安のところにしました。←問題が発生したことは後述

サーバで、通常のhtmlのページとWordPressを共存

サーバを借りたということは、自分のコンテンツを置く場所ができた、ということ。htmlファイルを置けば世界中からアクセスを受けて内容を伝えることができます。

■仕事用のホームページについて

公式サイトのhtmlファイルはMacのテキストソフト「ミミカキエディット」を使ってタグを手打ちしたものです。昔はホームページビルダーのようなものを使おうと思ったのですが、機能が多すぎてよくわからず、結局ちまちま打つほうへ戻って来ました。

■このブログについて

このブログはWordPressを使っています。WordPressにも2種類あって、一つは無料ブログのように初心者でもブラウザから設定しやすいタイプ(WordPress.com)、もう一つは自分でサーバに設置していろんなカスタマイズが可能なソフトウエアタイプです(WordPress.org)。私はソフトウエアタイプを使っています。

無料ブログのように使えるタイプは確かに簡単なのですが、細かいカスタマイズはできません。いろいろ試したい気持ちもあって自由に使えるほう(WordPress.org)を選びました。

今でもサーバの中でhtmlを使ったサイトのデータと、WordPressで使うデータが共存している状態になっています(WordPress.comではデータは自分のサーバには残りません)。

サーバーが飛んだ!

7月のある日、自分のサイトに急にアクセスできなくなりました。サーバの不具合で読み込めなくなったのです。この間、同じサーバ内にある公式サイトとブログは誰もアクセスできません

もっというなら、せっかく興味を持って検索したりクリックしたりしてくれた人に「ページが表示できません」というアラートを見せ続けていました。うあああ。なんて失礼な状態。

もっともっというなら、独自ドメインを使っていた仕事用のメールまで使えない! 何か問い合わせが来ていたら大きな機会損失です。

連休の前に起こったのでサーバ側に問い合わせを送ってもなしのつぶて。数日間ずっとアクセス不可ではさすがに困るので、ここでサーバを変えることを決意しました。物販サイトでなかったのは不幸中の幸いかもしれません。

探して決めたのがエックスサーバー

私は月300円ほどでビジネスサイトを切り盛りしていたことを反省して、もうちょっとお金を出してもいいので対応がしっかりしているところを選ぼうと思いました。

そこで決めたのがエックスサーバーです。

理由はいくつかあります。24時間のサポート、別サイトを作りたくなったら便利なマルチドメイン対応やメールアカウント無制限の機能があること。そして自分が使いたい容量とコストのバランスがよいと感じたからです。

一番安いプランは月1050円〜、年間で払うと初期費用込みで15000円ほどです。仕事で使うのだし、せめてこれくらいは払おうかと。300円はやっぱり安かったかな…。

WordPress.orgのダウンロードにも対応しているので、データの引っ越しさえできれば同じような環境で再開できると確信しました。

なにしろ元のサーバは飛んだままで、すべてがアクセス不可。1日でサーバを契約し、独自ドメインを使うサーバを変更し、メールを設定するところまで作業しました。とにかく仕事メアドだけは何とかしなければ。

自前でhtmlファイルを作っていて助かった

新しいデータの置き場所は契約できました。公式サイトのhtmlファイルは自分のMacの中にあるので、これを新しい場所にアップロードすれば同じ内容のサイトができます。シンプルな手順でとても助かりました。

WordPressのデータはバックアップをうまく取れていなかったようで、旧サーバの復旧を待ってデータを引っ越しさせました。データベースを触って移動させたのでちょっと緊張しました。

参考にしたのはこちら → WordPressとデータベースの移行方法

何かあったら連絡できる状態にしたい

今回のトラブルで痛感したのは、相手に不具合が起きたときちゃんと対応してくれる人がいてほしい、ということでした。たとえすぐ復旧しなくても「こんな状態なのでいつごろ復旧予定」とか「原因はこうです」と答えてくれれば待ったかもしれません。

非常時に誰とも連絡が取れないサーバは正直不安になりました。仕事で使っていると、なおさらです。

サーバの引っ越しで連休が潰れて出費が増えましたが、自分データの棚卸しになったのは事実です。いい経験になりました。

エックスサーバー
http://www.xserver.ne.jp/

※WordPress運用に特化したwpXレンタルサーバーもありました


2019/11/9追記

有料noteマガジンに当時の事務手続きや準備した内容をまとめています。

 

 

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