「人から離れる」ときに使う言葉。
- 2012.07.12
- 更新日:2019.11.10
- 日本語と言葉の面白さ
- 推敲と校正, 届く書き方とは
同じ事柄を表現するにもいろんな単語があります。
どれを選ぶかで自分の気持ちがにじみ出たり、
相手に伝えるニュアンスが変わってきます。
先日は、「人から離れる」という事象でも
言い方でずいぶん変わるなあと思いました。
はじめに聞いたのは【切る】でした。
その人を切る。
つながっているのをこちらの考えてスパッと断つ。
ドライな印象があります。相手に愛情はなさそうです。
言葉としてもちょっと強い。
状況から考えて【卒業する】に変えてもいい内容でした。
その人から卒業する。
離れるけれど、ひとつ成長の証として離れる。
切るのよりも相手にとってダメージが少なそう。
ほかには【捨てる】もありますよね。
その人を捨てる。
相手はこちらに気持ちを残しているか、
こちらが上位に、相手が下位にあるイメージ。
言われるとちょっと腹が立つ^^;
少し控えめなのは【距離を置く】。
その人と距離を置く。
一時的な判断でそうしようと思っていて、
関係が戻る可能性を残している。
逆に「今後がない」のに
方便であえて使うこともありますね。
【切る】【捨てる】という言葉はあまりおすすめしません。
「自分が優位だと思っている」という本音を
世間に知らせてしまう役割もあるからです。
そう思っていないなら誤解につながるので、
なおのこと使わないほうがよいです。
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