神道と古事記、この本を入口にしました。
- 2012.07.02
- 更新日:2013.07.25
- 書評・評論
ずいぶん『古事記』関連の本が並ぶなーと思ったら、
2012年は書かれてから1300年(!)の節目なんですね。
日本人なら押さえておいたほうがいいだろうと思いつつ
なかなか手が出しにくい古典ですが、
ブームに乗ったこんな本から馴染むことにしました。
ゼロから知る「古事記」 (学研ムック)
コンビニで見かけて、ずっと気になっていました。
で、結局コンビニで買ってしまいました^^;
どんな経緯でできた本なのか、
現代の何につながっているのかなどわかりやすいです。
「ありがたい!」と思ったのは
阿刀田高さんの筆による『私の古事記物語』。
コンパクトながら肝の部分を外さずに
現代語の物語として『古事記』がまとめ直されています。
一回も読んだことがない人でも、
この短編サイズであれば読み切れるはず!
取っかかりが1つでもできれば、
あとは手繰るように知識を深められます。
関連する資料もいろいろ出ていました。
日本誕生 [DVD]
これ、VHSの時代にレンタルして観ましたよ!
DVDになってるのか…。
天照大神が天の岩戸に隠れたあと、
前で踊るアメノウズメが市原悦子だとずっと思っていたら
乙羽信子さんでした…。またちゃんと観よう。
もう一つ、神道に関する基本がわからないので買った本。
45分でわかる!神道――日本人の原点を知る。
正直45分では無理でした。
が、他の宗教と何が違うのか、
政治とどう関連してきたかの知識を
ざっくりと得ることができます。
日本史で習った国学の人たちが何をしていたのか
やっとスッキリしました。
丸暗記だけでなくて、
関連づけをしないと理解したことにならないですね…。
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