日本語の書き方。

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日本語なんて毎日書いているよ!という方が多いと思います。でも日常で使っている人たち向けの日本語と、
日本語を母語としない人たちに向けた日本語は微妙に違います。

たとえば取扱説明書。日本語で書き起こしたあと、英語をはじめ多言語に翻訳するのはよくある話。うっかり「日本語的」な表現にしてしまうと訳出するとき予想外の手間がかかったりします。

特に主語や目的語の省略。日本語だと文脈で通用しても、他の言語は1文中に「何が」「何を」を入れないと文章として成り立たないことがあります。

「○○を押すと点灯します」、とあっても「何が」点灯するのか。「○○したあと▲▲します」、とあっても「何を」▲▲すればよいのか不明だったり。主語がないと、文章としての不格好さが日本語より際立つ場合が多々あります。

ベストは、自然な運びで日本語が綴られていること。それができなければ、多少カクカクした文章でも必要な情報が問い合わせることなく得られること。ブログ文章とは違いますが、そんな日本語の世界もあります。

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