◆取材、という言葉いろいろ
- 2011.03.05
- 更新日:2012.07.30
- ライターの捉え方
フリーライターの肩書きを使うようになって、同時によく使うようになった語彙が「取材」。
取材というと何を思い浮かべますか? カメラマンさん込み、あちらの担当者込み、こちらもICレコーダーを持って行うような大がかりなもの? 近所のカフェで対面して行うもの?
ブログで「取材」という言葉を見ると、昔の私は「ある一定以上の準備と仕掛けがある何か」というイメージがありました。でも、座りながら二言三言やりとりした世間話が、ある場所で「丘村さんに取材しました」という言葉で紹介されたのを見て、「これも取材って表現していいのか!」と目からウロコが。
悪い意味じゃないですよ。自分の勝手な固定されたイメージと違うものだと気づかされて。取材は、行っている方が「取材」だと思えば「取材」。ということは、いろんな人がやっていいし、すでにやっていることでもあるんですね。
ただ「取材」という言葉に大げさな意味が含まれてしまうのも確か。
個人的な感覚としては「人に話を聞く」というのがしっくりきます。それ以上でもそれ以下でもなく。名刺に刷ったり手短に仕事を説明するときは「取材」という2文字は便利なのでつい使ってしまいますが、やっていることはもっとシンプルです。
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