自分を好きになる方法を知りたい人へ
世の中には自信を持ってどんどん前に進める人と、自信が持てないままずっと悩み続けている人がいます。その差はどこで生まれるのでしょうか。
自信を持っている人、自分を好きになれる人も、生まれたときからずっとそうだったわけではありません。人生のどこかで「あっ」と気がつく瞬間があって、そこから「自分を認める」ことができるようになります。
ただ、その偶然を待っているだけではいつまでも「自信のない自分」から抜け出せないですよね。
私はフリーライターをしています。今まで広告営業をしたり、教材の編集をしたり、社内報の取材とまとめをする仕事をしていました。人と会ったり書くことが好きなので、2010年5月から独立してフリーライターとして活動しています。
広告営業と社内報の取材には実は共通点があるんです。それは「人の良いところを瞬時に捕まえて形にする」こと。
ジャーナリストであれば対象の嫌な部分や問題点をえぐり出す必要があります。私のライティング仕事で出す部分は、対象の「良いところ」だけです。「良いところ」を見つけなければ広告も記事も作ることができません。この訓練は、ほかのいろんな場所でも役立つようになりました。
●進路で悩んでいる人がいれば、飛び抜けている部分を見つけて、それを活かす道をアドバイスする。
●仕事で悩んでいる人がいれば、視点を変えることで自分の良さがわかることを伝える。
どんな人にも「良いところ」がたくさんある。取り柄のない人はいない。そんな思いも確信に変わっていきました。自信がないのは、本人がまだそれに気づいていないだけ。誰かがそれを伝えれば、悩みのいくつかは確実に解消されます。
「そんな見方があったんだ」
「そう言ってもらえたら気持ちが楽になる」
悩みを打ち明けてくれた人から聞く言葉です。
ライターは、相手が「自分の良いところを見つけて、自分を好きになる」ためのサポーターでもあります。
「聞き方」を動画で学べる!
-
前の記事
ブログと新聞、書き方の違い 2010.06.03
-
次の記事
ライターのニーズはまだ掘り起こせる 2010.06.11