【第2回 本屋で本を3冊買う会】開催しました!
- 2013.12.21
- 更新日:2019.11.09
- イベントその他
- 書籍, 本屋で本を3冊買う会
12月21日(土)に東京・八重洲で「第2回 本屋で本を3冊買う会」を開催しました! 今回の参加は直前に体調を崩された方もあって私を入れて3名。お昼前に待ち合わせをして、1時間店内で本を3冊選んで買い、ランチで情報交換しました。みんなライター業だったので、言葉や仕事の話でも盛り上がりました♪
「本屋で本を3冊買う会」はみんなで本を買いに行くイベントです。一人で本屋さんへ行って買うより、みんなで買って「何買ったの?」と共有すると楽しいのではないかと企画しました。今回2回目。
エンタメライターとして活躍中の上原千都世さんと、企業広報ライターの大島悠さんが参加してくださいました。ありがとうございます!
ルールは
・1時間で3冊選ぶ
・途中で抜けて買い物に行ってもOK
・集合時間には集合場所に戻る
というシンプルなもの。詳しくは「本屋で本を3冊買う会」サイトでもご紹介しています。どなたでも参加できるので気になる方はフェイスブックやサイトをチェックしてみてくださいね。
今回は東京駅前の八重洲ブックセンターを会場にみんなで選んできました。8Fまであるのですが、1時間だと全フロアをしっかりチェックするのは難しい…。結局1Fや2Fは回らずに3冊を買いました。
全集やシリーズ物は充実していますね。新書や文庫もずらっと並んでいて安心感がありました。棚の区分けは細かくて、民俗学でも国ごと(それもロシアやアメリカのような大国だけなくチュニジアなどの小国まで)目印になるパネルがあるほど。同じ「戦争」の括りでも「被曝」「子ども兵」などで分かれていたり。目的を持っていたら探しやすいと感じました。
私が選んだ3冊はこちら。
①『田中角栄に訊け! ― 決断と実行の名言録』後藤謙次監修 プレジデント社
②『日米同盟というリアリズム』信田智人著 千倉書房
③『小僧の神様・城の崎にて 』志賀直哉著 新潮文庫
①は、たまたま今朝、旦那さんと「名言録とかあったら読みたいね」と話をしていて「それなら今日買えばいいじゃん!」。政治の棚に「田中角栄」というパネルがありそこにずらっと並んでいました。功罪とか政治的な意味に関する本が多い中で発言を扱ったものが2冊。パラパラめくると片方は著者の解釈が加えられすぎていたので、シンプルに生の言葉を採録+解説は別というこちらの本を選びました。アマゾンだとこういった選び方は無理かも…。
②は、①のフロアをうろうろしていて「そういや日米同盟の本を買おうと思っていた」と思い出したから。ニュースになっていますが、そもそもどんな内容かよく知りません。知らないのに賛成も反対もなく、一度はちゃんと解説書を読まなきゃと思っていました。ただ売れ筋なのは脱・日米同盟的な本。そうではなくてニュートラルな位置から説明した本がほしい。これもパラパラめくって「はじめに」に「本書では単純化しすぎとの批判を受けるのを覚悟の上で」とあったのでセレクト。単純化のほうがありがたい。
③は、軽めの本もほしいと思って文庫本フロアで見つけたもの。最近どこかで「志賀直哉の文体は正統派」「志賀直哉自身もそう思っていた」という話を聞いたか読んだかしたんですよね。本棚を眺めていて思い出したので有名な短編を含むこれを買いました。
ランチで銘々の本を紹介するんですが、見事にバラバラ^^; 「そんな本があるんですね!」という驚きがあって、人と選ぶ楽しさを堪能しました。詳しくは参加した皆さんからフェイスブックページで紹介してもらっているので、アカウントがある方はぜひ覗いてみてください。
一人で選ぶのが寂しい方、本の蘊蓄を語りたい方、次回本屋さんの前でお会いしましょう^^
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