聞かされたらどうする? 自慢話の対処法
今日は自慢話の対処法についてお伝えしたいと思います。自慢話というと皆さんは疎ましい存在、ネガティブの存在として考えてしまいがちです。
言葉には出さないけれど態度で「その話は聞きたくない」と示す人がいるかもしれません。我慢して聞いて相づちを打ち続けるというのも一つの方法です。この2つの方法で根本的に間違っている点が1つあります。それは自慢話をネガティブな存在として捉えてしまっていることです。
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自慢話を聞くと得をする?!
実は自慢話というのは情報の宝庫。皆さんが積極的に聞いたほうがいろんな得をします。
まず、その方の物差しが分かります。何について自慢しているかが分かると、相手が誇りに思っているポイントが見えてきます。
技術的なことを褒められたのがうれしい
お金をたくさん稼いだことについて誇らしく思う
仲間がたくさんいることを誇りたい
どんなポイントで相手が自慢するかによって、相手の物差しが分かり、自分と違えば違うほど新しい情報として手に入れることができます。
自慢話を聞くと成長ポイントが分かる
2つ目は、自分の伸びしろが分かるということ。
自慢話というのは基本的に相手が知っていて自分が知らないことに対して自慢されるので、つい心がざわついたり、妬ましく思ったりしてしまいます。
自分はまだこの高さやレベルには到達していない。
でも相手はここまでの道筋を知っている。
そのギャップがイライラや自慢話を嫌ってしまう原因になっています。しかし視点を転換すると、私たちはそこへ到達するまでの後半の道筋を知りません。しかし相手は知っているから実現できている。
ということは、相手と自分のギャップの間にある道筋を聞いてしまえばいいのです。
感情はまず置いておいて、低いレベルから高いレベルに行くためには何が必要だったのか。自分よりレベルの高い自慢話を話されたら、そこへ至るまでの途中経過や手段を聞いてみてください。そうすれば自分にとって必要なもの、これから手に入れなければならないものについて情報が入ってきます。
自慢話は決してネガティブなものではなく、自分にとって有益な情報がたくさん詰まっているものです。積極的に深堀りをしていってみてください。自慢話も楽しく聞けると思います。
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