「秘密の質問」にはマトモに答えなくてもよい件。
先日、アメリカの例ですが「秘密の質問」の答えが似通っているのでセキュリティ上あまり意味がないんじゃないの、という記事が出ていました(「秘密の質問」が突破される確率は? Googleが調査–ITmedia)。好きな食べ物を聞かれると2割近くのアメリカ人が「ピザ」と答えるので、1回の推測で2割がパスワードを破られる計算になる、という話でした。読んだ第一印象は「意外とみんな真面目に答えているんだなあ」。こればっかりは真面目ではないほうが安全です。
質問に「マトモに答えない」とは?
「好きな食べ物は?」と聞かれて食べ物を答えるからヒット率(パスワードが破られる率)が高まってしまう。「母親の旧姓は?」と聞かれてよくある苗字を正直に答えてしまうとヒット率が高まってしまう。
これを回避するには「マトモに答えない」のが一番だと考えます。
×「好きな食べ物は?」→ピザ
○「好きな食べ物は?」→北海道
○「好きな食べ物は?」→鈴木さん
○「好きな食べ物は?」→マウンテンバイク
○「好きな食べ物は?」→明日に向かって撃て!
ランダムすぎると忘れるので1つにする
でも、食べ物を聞かれたら動物を答える、動物を聞かれたら映画名を答える、とランダムに設定していくと混乱します。そこで「秘密の質問」には必ず同じことを答えるようにします。
独自性が高くて推測しづらい何か1つ、決めてしまうのです。
○「好きな食べ物は?」→ピンクアライグマ
○「好きな映画は?」→ピンクアライグマ
○「母の旧姓は?」→ピンクアライグマ
○「生まれた場所は?」→ピンクアライグマ
数字とアルファベットを取り混ぜてもいいかもしれない。
○「好きな食べ物は?」→pin9アライグマ
別に名詞じゃなくてもいいんですよね。2015年1月にこんな記事が出ていました。
→目標をアレに設定するだけ!あなたの夢が叶う方法♡–Locari
○「好きな食べ物は?」→ハワイに別荘
○「好きな映画は?」→ハワイに別荘
○「母の旧姓は?」→ハワイに別荘
応用したら「秘密の質問」が楽しくなりそうです。ちなみに私の場合はピンクアライグマでもハワイに別荘でもない何かで、いつも設定しています。
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