かさこさんの「セルフマガジン講義」に行ってきました
- 2014.06.11
- 更新日:2019.11.09
- ライター活動
- 情報を伝える, ZINEとリトルプレス, 考え方とメンタル, 行ってみた
6月10日に茅場町で開催された、かさこさんの「セルフマガジン講義」に行ってきました。カメラマン兼ライターの「カメライター」として活動するかさこさんは、冊子状の自己紹介ツールを何千部も刷り、それを配って仕事を広げてきました。もっとセルフマガジンを活用する人が増えるように、と開かれたのが今回の講義です。
私はこれまで営業らしい営業をあまりしていません。ブログを書くか、サイトで検索に引っかけてもらうか、名刺交換した方への近況報告で思い出してもらうか。FBやツイッターはビジネスにつながるというより、気に入ってくれた人が継続的にチェックしてくださる感じ。
でも以前にお会いした企業広報支援ライターの大島悠さんから、こんなツールをいただきました。
ちょっと写真が小さくて申し訳ないんですが、CD大に「お仕事」がキレイに詰められている冊子です。これまでは名刺かペラ1枚くらいのアピールツールしか見たことがなかったので「おおっ」と驚いてすぐペラペラ読んでしまいました。
うーん、ライターの仕事もこうやってしっかりまとめてお伝えしないといけないかもしれない。
気になっていたところに大島さんのFBでセルフマガジンの本家本元がかさこさんであると知り、ちょうど講義が開かれるというのですぐ申し込みました。かさこさんのセルフマガジンはこちら。
A5サイズ、堂々の40ページ、vol.4! vol.1の1000部から始まったのが今は1万2000部(!)刷っているそうです。配布は無料。仕事をしたいと思う制作会社や出版社にDMとして送るほか、希望者にも送付。あとはお会いした方へ名刺と一緒に渡すなど、この部数でもはけていくとのこと。
配送すると手間や経費はかかりますが、仕事や人へつながっていくことを考えるとそれは損ではない。たしかに。行動しないと知られないしなあ。
講義では「セルフマガジンの意義」と「どんな手順で作るか、配るか」が披露されました。この講義はセルフマガジンが必要な人以外、編集業務を知りたい人にもいいですよ。台割や校正など編集に欠かせないものの説明や、デザイナーさんへの指示の入れ方など、ぜひ知ってほしい基礎事項がコンパクトにまとまっています。
そのスキルを自分に応用するとセルフマガジンの出来上がり。
自分を売り込むにもいろんな方法があります。たとえば大島さんのセルフマガジンは「私はあなた(御社)のために何ができるか」が主眼。かさこさんのマガジンはまず「私はこういう者です」という紹介が小さい頃のエピソードを含めて詳しく載っている。これは私にとって新鮮でした。ああ、かなり自分を前に出してもいいのかと。
人のことはいろいろ書いていますが、自分を書くのはまた別なんですよね。でも何かの形にしないと知ってもらえないのは事実なので、セルフマガジンは良い方法の一つ。
どんな構成にするかを考えること自体が、誰に配るか、何を載せるかのお仕事棚卸しです。うーん、しばらく考えてちょっと試してみよう。
紹介したお二人のセルフマガジンは、下記のサイトから請求できます。
■かさこマガジン
■企業広報支援ライター・編集ディレクター/大島悠のしごと
★2014.8追記
デザインなどを自力でやってみて、セルフマガジンが完成! こちらの記事で制作裏話や使用したツールをまとめました。
★人間関係を良くする聞き方セミナー ライターの聞き方をコンパクトに理解
★人間関係がちょっとラクになる「聞き方」の基本 丘村の電子書籍 第2弾
「聞き方」を動画で学べる!
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