[備忘録]2013年5月の電子書籍サイト&ツールまとめ
- 2013.05.29
- 更新日:2019.11.10
- デバイス・アプリの備忘録
- 書籍, 電子書籍
自分用備忘録記事です。電子書籍が登場してからずいぶん経ち、いろんな形式でサービスが始まっています。iPhoneやiPadを持ってから利用することが増えたので、一度「何をどう使っているのか」を整頓してみることにしました。
電子書籍ってどう読むの
電子書籍は、コンテンツ(内容)のデータを入手して、そのデータが読み込めるデバイス(端末)やアプリを使って読みます。データなので紙の書籍のように場所を取らない、持ち運び便利、オンラインですぐ入手できるなどのメリットがあります。
電子書籍のデータを集めていて思ったのは、スペック表示に基準がないこと。ダウンロードできるファイル形式を案内するところもあれば、読むためのアプリやリーダーを案内するところがあったり。だから混乱するんですよねえ…。
ダウンロードできるファイル形式はこんなのがあります。
PDF(ピーディーエフ)
ePub(イーパブ)
XMDF(エックスエムディーエフ)
その他専用の形式
電子書籍を読むための専用デバイス(端末)はこんなのがあります。
Kindle Paperwhite
Kindle Fire タブレット
楽天電子ブックリーダーkobo
SONY 電子書籍リーダー
東芝 電子ブックリーダー
また、機械を持っていなくても、アプリ/ブラウザ/ソフトを使えばスマホ/PC/Macでも電子書籍を読むことが可能です。
この「ファイル形式×端末」もしくは「ファイル形式×アプリ×端末」のいろんな組み合わせが発生しているので、ITに馴染みがない人はハードルが高い「書籍」になっています。普通の本だったら「インクで印刷×紙」の一択しかないですもんね。
サービスを提供しているサイトによって閲覧可能な組み合わせが違います。また、専用アプリ経由でしかデータを閲覧できないところもあります。
以下、自分が見たことがある電子書籍サービスをまとめてみました。
Kindle(キンドル)
■書籍を買う場所
■読むための専用デバイス(端末)
kindle Paperwhite ¥7,980〜
kindle Fire ¥12,800〜
など
■デバイス以外にもスマホやタブレットで閲覧可能
○スマホ用無料アプリ
iPhone/iPod touch
○タブレットPC用無料アプリ
iPad
ブクログのパブー
■書籍を買う場所
■可能な閲覧方法
PDF、ePubをダウンロードして対応ソフト/ブラウザで見る
MOBIファイルに変換してkindleで見る
PC/Macのネットブラウザで見る(IEやFireFoxなど)
FireFoxプラグインでePubを閲覧できるEPUBReaderを使う
■スマホやタブレットで閲覧可能
BookLive!
■書籍を買う場所
■専用アプリから、PC/スマホ/タブレットで閲覧可能
Windows PC
Android
iPhone/iPad/iPod touch
Windows Phone
Macはないらしい
Bccks/ブックス
■書籍を買える場所
■専用アプリから、スマホ/タブレットで閲覧可能
■その他可能な閲覧方法
サイト推奨のPCブラウザから見る
ePub3ファイルをダウンロードして対応デバイスで見る
紀伊國屋書店
■書籍を買える場所
■専用アプリから、PC/Mac/スマホ/タブレットで閲覧可能
iOS
Android
Windows PC
Mac
ソニーReader
電子ブック楽天 kobo
■書籍を買える場所
■専用デバイス(端末)
楽天電子ブックリーダーkobo
■専用アプリから、スマホ/タブレットで閲覧可能
サンマーク出版
■書籍を買える場所
iOSのサンマークブックスアプリ内
■専用アプリで閲覧可能
青空文庫(無料)
■書籍を入手できる場所
■可能な閲覧方法
PC/Macのブラウザで見る
青空文庫対応の表示ソフトで見る
ブクログで見る
XHTML形式でダウンロードして対応ソフトで見る
スマホやタブレットの青空文庫閲覧アプリで見る(検索するとたくさん出ます)
おわりに
どのサービスサイトも、基本的にPC/Macから購入サイトに接続して本を買う必要があり、アプリやブラウザは「同期して読むだけ」に特化しているようです。有料の本だけでなく無料の本を置いて「ちょっと使ってみて!」とキャンペーンをしているサイトもあります。
そんな中、出版社主導のサンマーク出版は画期的な方法をとっています。『人生がときめく片づけの魔法』などの超ベストセラーのほか自己啓発本で実績があるので、「この出版社の本を読みたい」という読者の心を鷲づかみ。書籍版より安い価格で購入しやすいという特長があります。売れている本は単体で「アプリ」化するビジネスモデルも確立。
私はビジネス本を電子書籍で読むことが増えました。「紙でほしいな」「書き込みたいな」と思ったら書籍版をもう一度買うこともあります。電車に乗るとコミックを電子書籍で読んでいる人が多いですね。
いろんな企業や団体がそれぞれの方式でやっているので、この状態はしばらく続きそうです。ここで紹介した以外にもたくさんダウンロードサイトがあります。また、サイトによって得意分野が違うので、気に入った本がたくさん置いてあるところなら活用する価値がありそうです。
※上記の情報は2013年5月時点のものです
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