タクシーの運転手さんで思い出した

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いつもお邪魔している翻訳家・水野麻子さんのブログで、小山薫堂さんの『人を喜ばせるということ』という本が紹介されていました。その中で、小山さんが発想トレーニングをかねてタクシーの運転手さんを喜ばせる話が引用されています。
タクシーの運転手さん、で中国の運転手さんたちを思い出しました。中国のタクシーは、後ろの席ではなくて助手席に乗ります。だから距離が近づきやすいんですね。黙っていても気詰まりだし、会話の練習だと思っていろんな人に話しかけていました。
まあ、いろんな人がいます。
思いっきりぼったくり重視の人。「息子が日本に留学してるんだよ!」と日本人である自分にとても親切にしてくれる人。渋滞すり抜け技術がうまくて、お世辞抜きで「今まで乗った中で一番速かった」と伝えたらニヤリと笑ったおっちゃん。ホテルを探していると伝えたら一緒に交渉までしてくれて、繁華街までサービスで乗せてくれた人などなど。
大体は知らないことを聞けば教えてくれます。自分の語彙がついていける範囲というのもあって一番盛り上がるのが家族の話でした。みんな育ち盛りの子ども(一人っ子だけど)と家族を愛していて、毎日精一杯仕事をしている運転手さんがたくさんいました。
日本の運転手さんは挨拶しない人もいて、不親切なイメージがちょっとあります。小山さんが「それでもこの人を喜ばせる」というのは、ハードルが高い…。乗り越えたら何かが見えるかもしれません。

水野さんのブログではこのエピソードがまた違った角度で語られています。

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