新聞は、文字だけを読むメディアではない

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ネットでチェックできるニュースが増えて、新聞を読まない人が増えてきました。月極めの料金は馬鹿にならないので経済的な理由から止める人もいますよね。
それでも私は新聞から離れられません。
確かに重要なニュース項目だけを見るのならネットで十分です。でもあの大きな紙だからこそ受け取ることができる情報があります。
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●興味のない分野も見出しが目に入る
ネットでクリックするニュースは、自分が興味を持つニュースだけです。効率がいいかもしれませんが視野が狭まります。新聞は全部めくると科学も海外も論評も、とりあえず目を通せます。そこから読み進んで知識を増やすきっかけになっています。
●読まなくてもバリューが掴める
ニュースがどれくらいの面積で報じられているのか。どの位置に書かれているのか。新聞で大まかなバリューがわかります。ただ1行項目が出ているだけの「ニュースリスト」にはない情報です。
ほかの場所で同じニュースを見ると、メディアによって扱いが変わるのがわかって複眼的に読めます。
●論評や文化のつまみ読みができる
がっぷり四つに組んで論評誌を買ったり、何千円も払って教養本を買う前に、どんな意見が世の中に出ているのかをつまみ読みできます。そこから「もっと知りたい」と思ったときに、さらに深く。
●広告も情報である
どんな本が出ているのか、どんなセミナーがあるのか。週刊誌の話題は何か。昔より製品の広告は減りましたが、「今」を映し出す窓なのは変わりません。
挟み込まれている地域のチラシも重要。近所の不動産やスーパーの広告は生活に直結しています。
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新聞を土台にしてネットや(余裕があれば)他紙で補足しています。図書館で読んでもいいんですが、やっぱり毎朝自分の部屋で読めると便利です。

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