ライターの仕事は美容師に似ていると思う

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一口にライターといってもいろんな仕事をしている人がいて、作業内容も価値観も100人いたら100通りあります。だからこれからの話も「ああ、丘村はそう思うのか」と捉えていただければありがたいです。どれが正しいというのではなくて、私はこう考えますよという1つの例です。

今、美容師さんは全国に約48万人いるそうです。ちなみに店舗は23万軒ほど。3時間に1軒の割合で増えているとのこと。知らなかった!

美容師さんが何十万人いてもやっていけるのは、お客さんの好みに合わせていろんなスタンスの美容師さんの存在が許されているから。これが「トップ数%が顧客の大部分を囲い込む」なんて状態だったら長年続けられる人はグッと減るはずです。

お客さんの中にはポップな髪型が好みの人もいれば、落ち着いた髪型が好きな人もいます。美容師さんとのつき合い方も「どんどん話して愚痴りたい」「黙って切ってくれたほうが楽」といろんな要望があります。

美容師さん自身も得意なジャンルや技術があるほか、人間同士なのでやっぱりウマが合う人と合わない人が出てきます。だからAさんにとって良い美容師さんがBさんにも良いとは限りません。この状態はライターも似ていると感じます。

ライティングのお客さんも「早く仕上げたい」「じっくり一緒に考えててほしい」などスタイルが個々で違う。「好きなだけしゃべらせてほしい」「話すのが苦手なので聞き出してほしい」など要望もそれぞれ。性格の相性も組み合わせ次第です。ライターにも得意分野があって、エンタメ系の盛り上げる文が得意な人、四角四面のオフィシャル向けの文が得意な人などスキルはいろいろ。

同業者がいても死活問題になるようなライバルはいないのは美容師さんと同じ。住み分けができる職業だと思うのです。

今だと、活躍するジャンルがざっくり住み分けエリアみたいになっているかもしれません。出版界にいる人、webにいる人、企業広報を手がける人、創作をする人など。音楽、美容、経済、スポーツなどの分け方もできます。もちろんジャンルを超えて活動する人もたくさんいます。

課題は、まだお客さんのほうからライター業界がバラエティ豊かだと思われていないこと。人によっては書籍・雑誌・新聞以外のライターに初めて会って「そんな仕事があるの?!」と驚かれることも。ありますよ!

これからは、髪を切りたいと思ったら美容室を探すように、文が必要だと思ったら好みのライターを探せるような状態になるといいなと思います。