少ない手順で「本命」は見つかるのか?

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電車のドア脇にあった求人サイトの広告に
「見つけよう、本命バイト」というキャッチコピー。
乗っている数分間眺めながら、
このキャッチで思い起こす気持ちや連想を
考えてみました。
●バイトにも、気合いを入れたくなる本命と
そうでないのがあるんだなあ。
●「本当の私」とか「天職」みたいに
必ず「ピッタリのバイト」が存在する前提だよな。
●この求人サイトなら「本命バイト」が見つかるらしい。
サイトを利用する人から見ると、
「すぐに本命が見つけられる!」とか
「ここなら本命に出会える!」と思って
アクセスしたくなる、んですよねきっと。
待てよ?
そもそも本命かどうかは、「本命以外」と比べて
「やっぱりこれが本命だった」と思わない限りは
判断がつかないはず。
そのために1つだけじゃなくて2つ3つ4つを経験して
やっと「これが本命」と決めるしかない。
でもこのキャッチはそこをすっ飛ばしている。
良いサイトを選ぶとスルッと本命に会うような演出。
まあアクセスを集めるのが目的なのだから
「このサイトはやってくれそうだ」と思ってもらえばOKで、
間違ったことを言っているわけではない。
だとしても、やっぱりどこか引っかかるなー^^;
こうやって1つの言い回しでぐだぐだ考えるのは
強み(語句の厳密な意味を見て運用する)でもあり、
弱み(弾けた表現につながりにくい)でもあります。
このキャッチコピーはいろんな意味で
私には「書けない」類のものでした。

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